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第弐話 新入りの初仕事

あの事故から十年後……

カズマは山田組組員内部で、暗殺を専門とする部隊に所属されていた、彼等の役割は国を腐らせる政治家、弁護士、そして賄賂で悪事を無かった事にしようとする企業の重要人物の暗殺だ。

すなわち、クズ共に裁きを下すのが彼等の役目なのだ。

そんな彼等の元に今日も仕事が来た。

仕事を持ってくるのは山田組連絡員の男だ。

連絡員の男は一人少女を連れてきていた。

男はこう話す。

「すまんが、仕事だ……」

「お!

仕事来た!

給料入るかな?」

連絡員の言葉に反応する少女、彼女の名は東郷リオ(トウゴウ_)

カズマと同じ暗殺者である。

「東郷、騒ぐな……

俺たちのアジトが警察に割れるとマズイ。」

「そうだったね、カズマ君

ゴメンゴメン

で、連絡員さん、どんな仕事?」

リオの言葉の後に連絡員は、仕事の内容を語った。

「今回の仕事は二つだ、だがラセツ等の他のメンバーは今別の仕事で居ない、だが依頼は受けてもらう……

一つ目の依頼は女子高生からの依頼だ……

そいつはある企業の幹部らしき男に強姦されたらしい……そいつに叱るべき報い、すなわち企業ごと死を与える事だ」

「うわ!?

強姦とかサイテーじゃない!

許せないわね」

リオは怒りをあらわにした、そんな中でもカズマは落ち着いている。

「もう一つは……?」

カズマの問に対して連絡員は答えた。

「もう一つは組長からの依頼だ、その企業を調べてみればビックリな話だ、なんとその企業のボスは国家議員の佐村という男に賄賂を渡していたんだ、佐村は国家議員という権力を利用してその企業の悪事を揉み消すどころか関係ない人物を犯人に下手あげているという情報を組織で掴んだ……

要するに佐村を裁け……無論死刑でな」

「ほう、なら俺は佐村の暗殺をやろう」

カズマは二つ目の任務を受ける事にした。

「で、連絡員さん、その可愛い女の子誰??」

リオは連絡員に聞いた

「ふむ、説明が遅れたな……

彼女は牙円イヅナ(ガエン_)、今日から君達のチームに加わる」

連絡員の説明の後にイヅナは、怖いのか、連絡員の後ろに隠れた。しかし彼女はゆっくり喋った。

「牙円イヅナ、今日からよろしく」

震えたような声だった、そんな彼女を見て

「大丈夫なの?

この子じゃ不安だよ?

暗殺者としての世界は厳しいってレベルじゃないのに」

リオはこう言うが連絡員はこう言う

「心配するな、彼女、普段はこうだが、人を殺すのに迷いはない奴だからな、これまでに十人は殺している」

その言葉にカズマはこう言った

「なら、最初にあんたが言ってた企業の方の依頼をそいつにやらせてみろ、俺はそいつの力が見たい。」

「!!」

イヅナは驚いた、入っていきなり仕事が入ってきたのだ、山田組入っての初仕事でイヅナは少し落ち着き

「頑張る……から」

少ししっかりした声でカズマに返した。

「なら、さっさと行くぞ」

「うん」

その日の夜、二人は別々の方角へと任務へ向かった。

因みに彼等の年齢は

カズマが14

リオは17

イヅナは15

キョウイチさんが32

です

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