シベリア抑留のはなし
ソビエト連邦は日本人捕虜をシベリアに抑留した。
サハリンから引き揚げて来た人々は北海道にたくさん暮らしている。僕は道北の街である名寄と言う街に暮らした経験が有るが冬になれば氷点下30度近くまで冷え込む極寒の地だった。しかし、夏場は30度近くまで気温が上がり農作物もたくさん取れる地域だった。稲作の北限は中川町と言う所だそうだが名寄でも殆どがうるち米、もち米、甜菜、などで米がメインでは無いのである。それでサハリン(樺太)で農業が可能かと言うと可能だったらしいのだ、現在では油田が発見されて景気が良いらしいサハリンだが日本人開拓者が移住した時は農業を営んでいたそうである。そのサハリンより寒い地域であるシベリアで農業ができるのか?と思うのですがジャガイモの話にサハリンの抑留者の事が出てきていて畑からジャガイモを盗んで食べた話が出て来るのである。つまり、シベリアでジャガイモの生産がされていた事になる。そう言えばウオッカはジャガイモから作られる酒でしたね・・
で・・・ジャガイモの話なんですがアイルランドの人々はジャガイモを耕作して生き延びた人々らしいです。アイルランドの土地は痩せていて石ころだらけでジャガイモ以外は殆ど育たなかったそうです。民族自体が生き延びる話と言うのは説得力がありますね・・そのジャガイモですがアイヌ民族にとってはジャガイモでさえ高級な食糧だったそうです。開拓使は酷い事をしていた・・いや現在でもアイヌの人々の生活は安定していないと言う事です。北海道の土地は本来はアイヌ民族の土地である筈であるから、先ずはアイヌの人々を豊かにすべきである筈なのにアイヌに支払われる補助金も倭人が勝手に使っている?様に思うのは僕だけでしょうか?
シベリア抑留がひどい話と言いますが畑からジャガイモを盗んでも看守たちは目こぼしをしていたらしいです。つまり酷寒の地に暮らす人々の助け合いなのでしょう・・その点ですね日本に連れてこられた捕虜たちの扱いなんかひどいものですよ・・札幌の藻岩発電所を作る時に連れてこられた捕虜が建設中に何人も死んでいるらしいですから・・藻岩発電所なんて小さな発電所ですよ・・それを作る為に何人もの捕虜を殺しているのですから、どんな待遇だったかが解りますね・・
シベリア地域から森林を輸入していたのは日本ですね・・シベリアの森林を切ってツンドラの融解を早めたのは日本ですね・・それでタスマニアなんかから輸入する様にしているのは日本ですね・・そろそろ転換しなさいよ・・資源の無駄使いは止めますって言えないのかね・・・国が発行する紙幣が使われなくなる日が来るの?・・ビットマネーも誰かが操作するのか?・・・資本と資源は別物ですからね・・・資源≒資本の時代は終わったのです。限りある資源は全ての人々に平等に存在すべきであります。だから無駄遣いは止めましょう。