第2話目がさめると...
まだ少しアルファポリスとの差があるので
連続投稿します!
「....ん......うん?」
気がつくと、どこかの森に居た。
(ギャァ!ギャァ!グァァ!)
「ヒィっ!....ど、どこよここ...」
周りは薄暗い森...空を見るとひときわ大きな月が見える。
「よ、よりによって夜なのぉ!?
そ、そういえば!〈ステータス〉!」
...シーン
「あ、あれ?こういうのって大体ステータスって言ったら開くものじゃないの!?」
なにも出なくてがっかりしていると...
(グァァァァァァア!!)
「う、うわぁぁあ!く、クマァ!?な、なんで!?まさか、今の声に反応したの!?そ、そんなことより...怖いぃ!」
私がこの世界に現れて数十秒...
嗚呼、この世界でのお父さん、お母さん、
先立つ親不孝者を許してください.....
って、この世界での親っているのかな?
(グルォォォ!!)
クマが爪を剥いてのしかかってきた。
「お、重いー!!」〈メキメキメキッ〉
うん。今体からなっちゃいけない音がした。絶対やばい。うん。絶体絶命だこれ。
「重いって言ってんでしょうがぁぁぁ!!」
(固有能力__ユニークスキル__・キリングウェポンズを発動)
キィィィン...ジャキッ!(自分の掌に少し懐かしい感触が現れた。)
「ッ~!!このぉ!(ダンッ!」
(グルォァ!?)
クマが仰け反り、少し距離をとった。
「はぁ、はぁ、こ、これは!!
(ベレッタm84)!?き、急に掌に現れた...まさかこれが固有能力__ユニークスキル__!?」
クマは傷口を気にしているようだ...こちらに警戒しつつ後ずさっている。
「ま、まぁいい、まずはこいつをどうにかする!」
チャッ...(タンッ!タンッ!タンッ!
グォォ...ォォ...〈ドシャッ〉
クマが力尽きたようだ。
「こいつ、どんだけタフなのよ...頭に2発、胸に1発撃ってやっと死んだ...」
〈ピコン♪〉
『レベルアップ』
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名前・ネモフィラ
レベル1~5
攻撃力3~8
守備力5~10
技術力35~40
速度15~20
精度100~150
運-1000~-9980
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レベルアップ
〈ベレッタm84〉
装填数13~13
〈魔力弾〉
〈魔力変換〉
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「頭の中で声が...え?アリエラ様の声...?」
〈グォォォォォォ!!!〉
木々がなびく程の方向が辺りに響いた。
「ま、まさか...クマより強い何か
が来てるって言うの!?悪運すぎでしょ私ぃ!」
〈バキバキバキバキッ!!〉
木々が倒れる音とともにものすごい風圧が襲いかかってくる。
「くっ....こ、今度は何よぉ!!」
空から舞い降りたのは....
〈龍...ドラゴンだ....〉
「ヒェッ!?黒いドラゴン!?」
〈目の前に現れたのは、黒い鱗に赤い翼膜の
ドラゴンだ。〉
「か、カッコいい....じゃない!!逃げないと...」
幸い、ドラゴンはまだネモフィラに気づいていないようだ...だが、気づかれるには時間の問題の距離に居る。
「カロロロロッ...」
.......目と目が合う~....
「ゴァァァァア!!!」
「ひゃぁぁぁぁぁぁ!!!」
私は逃げた。超逃げた。死ぬ気で逃げた。
そして....回り込まれた。
「わ、ワタシミタイナ魔族タベテモオイシク無イ....ヨッ?」
「グァァァァァア!!!」
「くぅ....五月蝿いぃぃぃ!」
〈ブローニングm1919A〉を取り出して構えた。
(これでどうにかなるかなぁ...全弾打ち込んで最悪怯んでくれればいいけど...確実に硬いよね...あれ、)
ガチャンッ!(ズガガガガガガガガガッ!!
...私は撃った。撃って撃って撃ちまくった!...そして退けた!!
鱗に弾かれてたから焦ったけど、柔らかそうな目と翼膜を重点的に撃ち続けたら...逃げてくれた!やった!
撃退できた!と思ったら.......
近くに居たらしきハンター達に囲まれました...言葉通じるかなぁ.....
読んで頂きありがとうございます!
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