表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
初心者がVRMMOをやります(仮)  作者: 神無 乃愛
フレンド

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

49/434

男のロマン? 2

 そこにいたのは、大蜘蛛だった。

 すぐさま逃げ出したいと思ったカナリアは悪くないはずだ。

 だが、既にレイドボスの部屋からは逃げれない設定になっているらしく、後退りをしただけに留まった。

 しかも壁一面に蜘蛛がいる。

 ある意味絶体絶命だった。

「カナリア。全体にダウン魔法!」

「はいぃぃぃ!!」

 もう、言われたとおりに動くしかカナリアは出来なかった。


 実はこのクエスト、ディッチとディスカスは何度も二人で受注していたので、かなり馴れているのだ。だから、カナリアの動きも見守ることが出来る。

 ……が、今回ばかりは少しばかり邪な考えが頭をよぎっていた。カナリアが動くたびにコートがゆれ、スカートのように見せるのだ。

 今の服が、魔女っ子コスだったら可愛くないか?

 メイド服もありだろ?

 いや、ここは制服っぽく。

 どれも捨てがたい。

 ニーハイソックスをはかせて、絶対領域は?

 ガーターベルトは……まだ早いな。やはりニーハイソックスとミニスカートの絶対領域か。セーフガードをきつめに発動するよう設定しておけば、大丈夫だ。

 ジャスティスは作ってくれると思うか?

 他のやつに頼んでみるか。ブーツも長めのが似あいそうだな。


 どちらともなく、視線で話し合っていた。

 それにジャッジとジャスティスは気付いたものの、止める余裕はなかった。

 勿論、必死になっているカナリアはそれに気付かない。



「カナリア君、あと一撃だ! さっき使った風魔法をもう一度大蜘蛛に当てて!」

「はいっ!」

 その風に合わせて、ディスカスが別の風を煽り、ジャッジに締められたのは別の話だ。


教師として、どうなのだと色々問い詰めたくなりますが、そのあたりはそ知らぬ方向でお願いしますw

ディッチが変態なのは「TabTapS!」でだけです。しかもあの服装を見るまでは、自分にそういう趣味があることにディッチも気付いていませんでした。


カナリアのゲーム中と現実でのある意味「ギャップ萌え」というやつです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ