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初心者がVRMMOをやります(仮)  作者: 神無 乃愛
新素材発掘の旅

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406/434

更地の場所は……

いつもありがとうございます。

都合上短めです


 問題の更地になった場所は、新素材を持って来たプレイヤーたちの言うとおり、元に戻っていた。

「ここまで綺麗に直ってると、逆に怪しくね?」

 ユウがスクショを取りながら呟く。それに関してはディッチもジャッジも同感である。……のだが。


「わぁぁぁ、のどかでいい場所」

「本当ですわね。ピクニックにもよさそうですわ」

 約二名、当初の予定を忘れている。もちろんカナリアとユーリだ。

「ピクニック! 新しい場所の開拓ですね!!」

 きらん、という擬音語が似合いそうなまでにカナリアが食いついていた。それを生暖かい目で見守るのは、リリアーヌだ。

「りりちゃん、今度ここでピクニック……」

「美玖ちゃん、それは大変嬉しいお誘いなんだけどね……どう見たってトラップいっぱいのところで、ピクニックする気にならないよ」

「え?」

 キョトンとしたカナリアと、しまったという顔をするユーリ。カナリアは事の重大さが分かっていないようである。

「多分トラップだらけだよ。何せジャッジさんの知り合いが急ピッチで仕上げたんだから」

「ジャッジさんの知り合いだと、トラップ多くなるの?」

「バレンタインイベント、思い出そうよ」

「……あ」

 思い出したようで何より。あれに参加したジャッジとイッセンが安心したため息をついた。

「どれくらいトラップあると思う?」

「多分、星の数ほど。限定クエストに突入してもおかしくないと思っていたほうがいい」

「地獄だな、ヲイ」

 ジャスティスとディスカスがそんな話をしていた。

 最悪漢解除か、いや、限定は無理だろ。そんな会話があちこちでなされた。

「ただ素材を取りに行きたいだけなのに」

 一人見当違いな発言をしていたが、スルースキルが高くなったメンバーは聞かなかったことにした。


 結局、トラップは見当たらず、あっさりとキーポイントとなる集落へとたどり着いた。


 そこで全員一度ログアウトする。


クリス「毎回トラップ仕掛けられるわけがない。しかも今回はMr.神崎が一緒だったからね。そんなことしようものなら、私に余計な仕事が回って来るよ」

神崎「よくお分かりで。まぁ、ある意味トラップでしたね」


神経すり減らして進んでいくのは、どう考えてもトラップ。次回から新素材探しです。

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