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初心者がVRMMOをやります(仮)  作者: 神無 乃愛
リアルの常識、ゲームの非常識

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魔法とその他完成

いつもありがとうございます。


 そんな訓練を受けることリアル時間で数日。何とかカナリアは時短魔法を覚えた。


 ……というのも、たまたま(、、、、)魔法を重ね掛けすれば前にかけられたのがキャンセル扱いされる、というのを知ったからである。

 そこにたどり着くまでには、そりゃもう、ディッチたち(教える側)に多大な苦労があったわけで。

 そんなわけで、カナリアの時短魔法は上掛けして強化することは出来ない。


 今回ばかりは、リリアーヌに発想の軍配が上がった。


 ……のだが。


「……これって……」

「いわゆるドーピングだよな」

 何故かカカ、ママンと結託(?)して飲む薬を作ったのだ。

 思わず頭を抱えたジャッジたち(男衆)である。


 あとでカナリアに聞いたところ「発動できないなら、お薬にすればいいじゃん」という発想のもと、カカとママンを巻き込んだというのが真相だ。

 薬が出来上がる前に、時短魔法を覚えたのは幸いなのだろう。……そう思いたいジャッジたちだった。

「で、味は?」

「激マズ。生肉のような生臭さと薬草のような苦さ。それから……」

「聞きたくもないわ」

 ジャスティスの問いにジャッジが具体的に答えようとするのをディスカスが止めた。

「……つか、お前。……実験台になったんだな」

「カナリアに涙目で頼まれた」

 実のところ味の悪さに涙目になっていたカナリアが不憫になって、イッセンとジャッジが協力したというのが正しい。イッセンは早期に離脱したが。

「レットがさ、ディッチさんの時間延長魔法食らった後全員(、、)これ飲めって言ってんだけど、どうする?」

「……お断り願いたい」

 ジャッジの依頼はあっさりと男衆のはもった声で却下された。


 そんな却下は採用されることなく、スカーレットによって薬を無理やり飲まされる羽目になった。

 それにスカーレットを巻き込んだのはディスカス。


 だだ、何故かディッチの時間延長魔法をキャンセルできなかったため、精度を高めるべく実験台にされることになった。


不憫なり、男衆。Ω\ζ°)チーン

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