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笑顔

帰りは達成感が出るモノと思って、張り切ってたが、九瑠璃と同じ様な状況かも、、

顔に出さない様にしなきゃなぁ、あの子の不安を除く為にする事で心配されては本末転倒である。

しかし1時間がこんなに長いならもう少し何か出来るモノを持ってくれば良かった。。

授業の復習でもすれば良いのだろうけれど、勉強には向かない気分である。。。

ご飯はアパートで食べないと九瑠璃のテンションが下がりそうだから、帰るしかないなぁ

過ぎるホームが賑わっているのを見ながら、その人達の諸々を考えてみてた

九瑠璃を子供に充ててサラリーマンの言いそうな事を考えてみる。

時々聞こえてくる雑談も全て何かの発見にならないだろうかと思考をし続ける。

やがて割と見慣れた風景になってきて少し安心感。

今は此処が私、、いや私達のホームである。

最寄りの駅のホームではないけどねと独りでツッコミをいれ心でにやける

もしかしたら少し笑って見えるかも?

そんな風に今の我が家の最寄りのホームに立っていた。

帰ってきたら何だか大丈夫な気がする。

九瑠璃に影響されてるのかも?

あの子が苦しむ思いの丈は取り除けないまでも、私がこんなんじゃダメよね。

あの子がやらかした時絶対そばにいる。

隣に立てなくても、隣に居座れなくても、そばにはいるんだ。

私はもう九瑠璃が家族でない理由はないのだ。

駅を出て最寄りのスーパーでいくつかのアイスを買ってみる。

今日の夜食にもしよう。

食べなかったら明日に回せば良いし

今日はなにも作れる気がしない。

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