表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/117

夕飯

結衣が手を洗ってる最中から、早く食べたいのか九瑠璃はレンジにお惣菜を入れようとする

「そのままだとレンジも惣菜もダメになるから、座って待ってなさい」

結衣はすんでのところで九瑠璃を止める。

「なんで?」

「ここのスーパーのはレンジでやると、パックが溶けるのよ」

「トースターでも温めた方が美味しくなるし、レンジだけでやるにしてもその時間は長すぎる」

「うるさいなぁ」

「たこ焼きは後でレンチンだけにするとして、それ以外をまずはお皿に入れて、30秒ほどチンして。」

「はーい。」お皿に入れる頃には結衣も箸を持って手伝う

「結衣は休んでて」

「休みません。気遣いできる様になったのは褒めてあげるけど、休んだら食べれなくなる」

「食べれるもん!!チンするだけだもん」

「結局私が指示してるでしょ?」

「分かったよぉ」

とても不満そうである

手際よく冷蔵庫にそのまま入れていた鍋を出し煮立たせる。昨日の夜の汁物である。

「美味しいご飯の為よ。長くんにもちゃんとお礼言っとくから」

「私が買ったんだよ?」

「そうだけど、長君のアイディアでしょ?九瑠璃なら買ってもお菓子でしょ」

「そうだけど、、、次回から覚えておきます」

少し可哀想になってきたので、何かないかなと思い考える

「長くんには九瑠璃から言っておいて貰おうかな。九瑠璃から言った方が喜ぶだろうし、唐揚げとかも長君のアイディアでしょ?美味しかったって食べてから送っといて」

「はーい」

少し持ち直した様だ。単純なものである。。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ