ロール
夕方に入りかけたところで解散となったバーベキュー。
二才女を見れてご満悦の九瑠璃
「私ちょっと行くところあるから」
結衣が九瑠璃に話しかける
「そうなの?いってらっしゃい。ご飯何作れば良いと思う?」
「今日は外食にしようか。九瑠璃も二才女のお二人に会えて緊張して疲れたでしょ?一緒に食べに行くかはどうする?」
「じゃあ先に食べとくよ。ドリンクバーで元とってくる!!」
「はーい。アパートの近くのファミレスかな?終わったら行くね」
「うん。結衣も疲れただろうから気をつけてね」
「ありがとう。じゃあまたファミレスで」
「うん。待ってる。」
結衣と九瑠璃は別れ、九瑠璃はファミレスへ、結衣は青渭神社に向かう。
結衣は一応の締めくくりとして向かうことにしたのだ。
石の事が気になりつつも、次に何かできる手は今は見えてこない。
ならばと上手くいったと思われる所でお礼参りと、再びの願掛けである。
青渭神社に向かう中今日の皆んなの笑顔が思い出される。
廻子さんを巻き込んだだけかもしれない。
多少の不幸なら私が持つ事で私に起こるなら平気で引き受ける器量はあるつもりだ。
いつから光っていたかわからない恥ずかしさや、ミステイクになっていないかずっと不安である。
でも今は今だけなのだ。。
精一杯考えてやれることをこなしていく。
青渭神社を周り、お礼参りと願掛けで2回お参りをする。
少しは気が晴れたような感じだ。
さぁファミレスで適当に食べるとしますか。。。九瑠璃と私の大学生活を華やかに彩る思い出となりますように。。。
いや少なくとも私たちの想いが成就しますように。。。
付けられたモノが烙印でありませんように、、、