笑顔
九瑠璃はまずお肉とタマネギのを作っていた。。
結衣はそれを見て九瑠璃に話しかける。
「食べるの私と九瑠璃だけじゃ無いのよ。バランスよく刺していってね」
「はーい。コレは私が食べます」
反省してそうでしてない言葉が返ってきた。
結城さんが笑って九瑠璃に話しかける。
「タマネギ好きなの?」
「はい。大好きです」
「もっと買ってくれば良かった。廻子はそういう所リサーチ不足だわ」
「リもサーチもしない人間に言われたく無いわ」
九瑠璃があたふたしているのを見て二人が笑う。
「大丈夫。いつもこんな感じだから、、コレで良いのかな?」
結城は疑問を問う。。
「良いんじゃない。頼り無い男ってバレて」
「手厳しいなぁ。九瑠璃ちゃんも法学部なんだよね?」
「そうです!才田さんには敵いませんが」
「私神格化されてるなぁ。ホントはそんな大した人間じゃ無いんだよ」
「九瑠璃ちゃんの話今の四年生から聞いた。可愛いけど勉強はめっちゃできるって」
「それこそ大袈裟です」と九瑠璃が返す。
「まぁ本人は必死よね。そろそろ才木来るんじゃ無いかな?あいつとは久々だわ。皆んなの予定が合って本当によかった。」
「じゃあぼちぼち一回休憩にしようか。結衣ちゃん達が来てくれて早く済みそうだ」
「火はついたから私も手伝うわよ」
「じゃあ九瑠璃ちゃんと一緒に串に刺していって。もうちょいで切り終わるから、そしたら皆んなで串に刺していこう。勿論違うタイプのお肉もあるからいっぱい食べてね」
「九瑠璃良かったね。いっぱい食べなね」
「うん。目一杯詰め込んで帰る」
「みすぼらしいわ」
結衣がつっこむと廻子さんと結城さんは笑って応える。
遠くから歩いてくる女性が一人。
廻子さんが手を振る。才木さんだ。