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可愛い?

「ホントだ麻婆豆腐美味しいね。」

「結衣に料理で褒められるとは思わなかった」

ご満悦だがほぼインスタントなのは言わない事にしよう。

何事も形からである。

「いつも応援してます。二才児の九瑠璃さん」

「幼児に料理させないで!!」

「本気で言ってんの?可愛いけど」

「本気な訳ないでしょお嬢ちゃん。。可愛いけど」

「本気でお嬢ちゃんって言った?私の方が若いの認めた?可愛いけど」

「本気で格式高いお姉さんだった。忘れかけてるだろうけど私の方が幼女。可愛いけど」

「格式高い幼女なだけで、私の方が真の幼女。可愛いけど」

「真の幼女から見て私は真の幼女。可愛いけど」

「可愛いけどいる?可愛いけど」

「麻婆豆腐食べるんじゃないの?私はステーキで膨れてしまってるが、、可愛いけど」

「私はお腹空いてるからたらふく食べる。可愛いけど」

「ステーキ良かったわぁ。久々に贅沢だった。イーヴァさん可愛いかった」

「タマネギは至高だった。盾子じゅんこちゃん可愛かったなぁ」

「コレまだ続いてる?、、、可愛いけど」

「続いてるけど、やめよう。。食べれない。可愛いけど」

「サラダも頂きます」

「いっぱい食べて!」

暫く無言んで食べ進める二人。

喋り出したらすぐに可愛いけど構文をしなくてはならない気がして、次の機会を探しつつ完食したのだった。

「洗い物は私がするよ」

結衣が申しでる。可愛いけどを待つ時間があったが、二人とも沈黙に打ち勝とうとする。

「ありがとう。流石結衣」

「明日の服決まったの?明日は11時には出ないとだよ。」

「11時かぁ!今から決める。。」

「早くしなさいね。明後日は普通に学校あるんだからね。アンタの場合全部薙ぎ倒しかねないから心配してるのよ。」

「こんな機会二度と無いかもしれないから気合い入るよー」

「だから心配してるの。。長君呼ばない?九瑠璃からちゃんと感謝伝えといた方が良いと思うし、長君もスッキリすると思う」

「まーくんは大丈夫だと思う。私も大人にならなくちゃだし、、」

「分かった。じゃあ服選び楽しみなさいませ」

「はーい」

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