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二人の帰路

先にご馳走になった九瑠璃はゆっくりと帰路に着こうと思っていたが、御礼参りをしようということで神田神社に来ていた。

御百度参りにしても良かったが、此処は結衣も心配するから早く帰ろうということで、50円玉で一度お礼を念じる

九瑠璃の顔は曇り空の中でも澄んでいたと言うべきだろう。

晴れ間が刺すほどの異常さはなくとも廻子さんを劇的に守れた。

私が少しは運動できた事も与えられたもの。

その日とは言わずとも、かもしれない位で良いのだろう。

そそくさと帰路に立ち、結衣にメッセージを送る。

返事がすぐにくる

ステーキ食べてるだとぉぉぉ

叫びそうになった自分を笑い、駅のホームで見事不審者である。。

まだ食べるぐらい頼んでいるのか!!

結衣も大概食いしん坊だな。

生野菜と豆腐だけ買っておいてと言う事なので。

いつものスーパーでアボカドとサニーレタス、豆苗を買ってみた。

後はコーンを入れれば良いかな。

結衣夕飯食べるのかなぁ?なんて考えつつ家に到着。

手を洗い、冷蔵庫に生野菜を入れていつもの席に座りTVをつける。

結衣が麻婆豆腐を作っといてと言うので、立ち上がり、麻婆豆腐の素を探す。

すぐに見つかり報告すると作り方裏に書いてあると言うので作り始める。

最近食べたようなと思いつつ、完全に結衣がお腹いっぱいだからだなと納得して、豆腐を切る。

案外難しい。

結衣はいつも簡単にやるよなぁ。。とため息が漏れる。

結衣は慣れだといつも言うので私も頑張らねば。

結衣は翔音ばあちゃんが亡くなってから自分でご飯を作っていたんだから最初からああいう風に出来ていなかったんじゃないかと思うのが最近のモチベーションである。

完成するという所で結衣が帰ってきた。

お腹を叩いて満腹だ。。と言っている。

はてさて麻婆豆腐食べるのか?

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