表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
105/117

アゲアゲ

智留に続く形で二人更には運動を嗜む人達全員で来ていた。。

それも途中から駆け足だったので、図書館がざわつく

私は恥ずかしくなり皆んなの方へ駆けていく。

「何してんのよ。」

怪訝そうにワンウェイさんをみる

「皆んなに話したら胴上げでもしようってなってね。」

「どういう感性だよ。。。」

そのまま皆んなに持ち上げられ胴上げを2回3回と宙に舞う。

イヤ怖かったから舞えてはいない。。

まぁ九瑠璃の事が心配だったのは私だけじゃないという事だ。

2歳児の身寄りが大学生なら皆んな心配して然るべきなのだ。

私の事より九瑠璃に伝わればいいのだ。

図書館を失笑の中出る結衣達。。

体育会系達は先に走って消えていった。

逃げ足が早い。。。

結衣は一応お礼をと思っていたが、そこで更に心が萎んだ。

ファミレスではいっぱい食ってやる!!

そう食いしばり図書館を三人連れて後にするのだった。

智留が四人になって初めて口を開いた。

だいたい想像できたぞ!この展開!!と思いながら智留の話を聞く。

「九瑠璃ちゃん元気になって良かった。結衣も塞ぎ込んでだから皆んなで心配してたんだ」

「あの子ホント皆んなに可愛がられてるわね。同じ学年でも二か月ぐらいなのに。」

「入学式が印象的すぎたんだよ」

ワンウェイさんは笑いながら続ける。

「あの時からまだ間もないから皆んな心に有るのは自然かもね」

イーヴァさんも続ける。

「二才女オタとして入学し二才ジってとこで噛んじゃったやつね。頭良いから代表で挨拶したんだよね。ホント可愛いかった」

ワンウェイさんは満面の笑みで更に続ける。

「キャラも幼さが残るから2才児で定着したんだよな」

「あの子以外ならなかなか立ち直れないわね」

結衣はつぶやく

「なんだかんだ九瑠璃ちゃんも歳をとってるのねー」

イーヴァさんは微笑み連ねる

「元は引っ込み事案だから、大学っていう舞台でまた無理はしてたのかも知れない」

「結衣はずっと見てきたもんね」

智留が久々に言葉を吐く

「まぁ皆んなよりはね」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ