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モヤモヤが晴れる

山田はその後家に帰ってテレビを見ていた。何てこと無い毎日の暮らしと僕のこの下らない考え事はもう誰にも止められない気がした。電話が鳴っている。たけるだ。もしもし。山田、元気か?

うん、生きてるよ。

そうか、お前らしくて良かった。

なあ、たける、

何だ、

もし、俺が物語の主人公だったら、お前どうする?

えっ?お前が物語の主人公だったら、、俺はお前の友人だから、きっと重要なサブキャラクターかもな、そういえば、伊藤らんから電話あったか?

いや、無いけど、

それがさっきな、伊藤らんが、もし、この街に津波が来たら、私の手を引っ張って丘の上まで連れてって、私のこと抱きしめてキスしてくれるのか?山田にも同じこと聞いたけど、あんたはどうなのよ?って凄いテンションで聞いてきたんだよ、電話で。

なんだ、電話でかよ。

よし、じゃあ俺たち2人で伊藤らんを襲おう。

えっ?いつどこで?

ウーン、、分からん。けど、なんか電話してよかったよお前に。ちょっとモヤモヤしてたんだよ。なんか、すっきり晴れたよ。

うん、それは良かった。

山田、お前なんか最近、おっさん臭いぞ、、雰囲気が、大丈夫かよ。

大丈夫だよ、学校から家に帰ったら俺はいつもこうなんだよ。

そうか、なら良かった。

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