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瞑想
今夜はひどい嵐だ。雷が鳴る音と雨の音を聞いて目を閉じていた。僕は山田。僕は山田。何回も心の中で呟いていた。ありがとう。
伊藤らんの声が聞こえたことに気付いた。ありがとう、山田。伊藤らんが僕にそう言うのは、おそらく初めてだろう。心の声が聞こえた。たけるは邪魔だ。始末しよう。毒殺が良い。そのために科学研究部に入部したんだ。そう、すべてはそのためだ。だんだん気持ち良くなってきた。伊藤らんがミニスカートだけを履いて僕に股がって腰を素早く振り続けている。この映像は僕の目に常に焼き付けてある。たけるは利用すれば良い。全てを利用すれば良い。




