コラム1 オンライン小説 × 投稿サイト × ブーム みたいな
簡単にこれまでのオンライン小説の歴史みたいなのをまとめてみました。
部分的に間違っているところもあるかと思います(著者は2013年までのネット小説業界にはいなかったので参考資料から読み解いて書いています)
間違った部分があればご指摘ください。
ネットの歴史というのはとても残りにくいものです。もしも、その歴史を体験して経験してきているのでしたらコメントに想いを残していただけると幸いです。
インターネット通信やパソコン通信で不特定多数の人が読めるように公開されている小説をオンライン小説といいます。ウェブ小説(web小説)、インターネット小説、オンラインノベルとも呼ばれたりします。小説投稿サイトで公開されている作品は通常これにあたります。
オンライン小説が登場したのは今から30年前の1980年代。
当時はインターネット通信というものはなく、会員制のクローズド環境におけるパソコン通信サービスでオンライン小説が公開されていました。アマチュア作家が集い、お互いの小説を読みあっていました。
1993年から1996年にかけては、ASAHIパソコンネットがパスカル短編文学新人賞を主宰したり、徐々に作家内でオンライン小説というものが浸透していきます。
日本でインターネット通信が一般的に使われ始めたのは1994年のことです。そのころからオンライン小説の舞台は、クローズド環境のパソコン通信から、オープン環境のインターネット通信に変わっていきます。
1995年にWindows 95の発売があり、簡単にインターネット通信ができるようになりインターネットが急速に普及していきます。1996年には『インターネット白書』の刊行が始まりました。このころから色々なインターネットサービスが乱立していきます。
有名どころで言えば、ヤフージャパン、ビッグローブ、NTT docomoのサービスが始まったのもこのころです。またAmazonやGoogleもこのインターネット黎明期に誕生しています。
まだこの時期は小説投稿サイトというものはメインではなくて、個人サイトがメインでした。サーチエンジンと呼ばれる個人サイト同士を結ぶサービスが多くできたのがこの時代の特徴。小説系のサーチサイトで有名なのは『楽園』や『NovelSearch』、『Newvel』。どれも今は閉鎖されているようですが……。
さて、小説投稿サイトが増えてきたのは1999年ごろからでしょうか。
1999年には2ちゃんねるが誕生して流行ったり、掲示板システムを使った小説投稿サイトが誕生したりしていきます。
これまでにも掲示板システムはありましたが、小説に特化したさせたものは少なく、システムも発展途上でした。しかし、掲示板の投稿システムが整備されていった結果、不特定多数のユーザーがコンテンツを容易に投稿、検索、コメントできるようになりました。
掲示板系の小説投稿サイトは主に鍛錬や技術の上達、批評目的で作られることが多く、公募に出すための練習用として使われていました。この辺りにできたのは『Arcadia』、『作家でごはん』などの小説投稿サイトです。
なお、掲示板は主に男性向けで、女性向けのサービスは別の路線へ進んでいきます。
女性向け小説ではパソコンではなく、ケータイ電話とi-modeの普及が起点となります。奇しくも2ちゃんねると同じ年の1999年にNTT docomoがi-modeサービスを開始します。
女性向けの小説投稿の拠点となったのは、レンタルスペースサービスです。これは無料でホームページがレンタルできるサービスでこの機能を使って多くの小説が投稿されていくことになります。
いわゆるケータイ小説ブームの始まりです。
火つけ人はYoshiという人。個人サイトで『Deep Love』という作品を発表し、出版、ベストセラーになりました。
そして、それを真似して多くの人が魔法のiらんどなどのホームページレンタルサービスで小説投稿を行いました。
魔法のiらんどは今は小説に特化していますが、もともとは無料ホームページレンタルサービスがメインで、大量のベストセラーを輩出したため小説に特化していった経緯があります。まぁその機能も2020年のアップデートで終わりを告げるようですが。
ケータイ小説の利益に目を付けた企業が多くのケータイ小説投稿サイトを設立していきました。そしてしばらくたってから爆死していきました。(いまの異世界ファンタジー小説と似たような現象ですね)
この辺りの経緯は
『ケータイ小説は、何故死んでしまったのか?』(魔法のiらんどのエッセイ)
https://s.maho.jp/book/92d185ic1a36b5a2/6960564035/
がとても詳しいので、読んでみることをおすすめします。
また一方で、BL系 (やおい)、夢小説系(夢女子)も同時にこのサービスになだれ込んできました。フォレストページ、エムペなどの無料ホームページレンタルサービスで大量の夢小説やBL小説が投稿されます。
一説によるとこのころに、フォレストページに投稿された作品は1億にのぼるそうです。
ここまでケータイ小説が流行った大きな要因としては、インターネットサービスがあまり充実していなかったからです。
当時は今のように動画、イラストなど容量が大きいコンテンツを気軽に楽しめるサービスはほとんどありません。ソシャゲというコンテンツもなければ、アプリもない。通信速度も環境も今と比べると恐ろしく悪いです。
そんな容量制限を気にせず遊ぶことができるのはブログや日記、小説などの文字 (テキスト)をメインにしたコンテンツです。
バイタリティ溢れる生産者、余暇時間が大量にある世代がそこにこぞって参戦したため一大ジャンルを築きあげていきました。
また、当時のNTTドコモは2006年1月時点で世界最大(登録者数4500万人)のワイヤレスインターネットプロバイダとしてギネス・ワールド・レコーズから認定を受けています。
なお、全盛期の魔法のiらんどの月間PVは約35億。会員数は500万超、投稿作品は300万作品を超えていたみたいです。
今の小説家になろうの月間PVが20億、会員数160万、作品数70万なので、それ以上のアクセスや人の存在があった、といえばその凄まじさが分かるかもしれません。
まぁ、今の魔法のiらんど月間10億くらいとかなりおちてきているようですが。
なお、2ちゃんねるもこのころは月間58億PVと化け物みたいなサイトでしたが、現在は数億と全盛期の1/10くらいになっているようです。
この時代は、男性向けの掲示板型サービスは主にPCでの閲覧、女性向けの無料レンタルサービスは主にガラケー向けのサービスです。
そのため2つはあまり交わることなく独自の生態系を築いていたようです。
しかしながら技術は進化し徐々に世代交代の足音が近づいてきました。
2005年YouTube開始
2006年ニコニコ動画開始
2006年Twitter開始
2007年EPUB公式規格(電子書籍のフォーマット)
2007年kindle発売開始
2007年iPhone発売
2007年pixiv開始
2008年Android
などなど有名サービスがリリースされ始めます。まだまだこのころはコンテンツも少なく、あまり有名ではありませんでしたが、これから徐々に勢力を拡大していきます。
2007年付近はインターネット史の転換点と呼んでも過言ではないくらいの変化が起こります。
そして2008年に現実社会でも大きなターニングポイントがやってきます。リーマンショックによる金融危機です。
2008年のリーマン・ブラザーズ・ホールディングスの経営破綻を起点にした世界規模の金融危機はあらゆる場所に影響を与えました。
Web小説業界にもかなり大きな影響を与えたようで、翌年の2009年には新規の小説投稿サイトはあまり誕生しませんでした。また閉鎖されるサイトも多かったです。(特にケータイ小説系の投稿サイト)
そして出版不況も本格的に始まり、本を出しても売れなくなっていきました。ここから既存の小説投稿サイトの方向性も否が応でも大きく変わっていくことになります。
それはWebサイトからの出版ブームです。
これまでのサイトはどちらかというと趣味で書いている人、公募に出すための練習として利用することを目的に作られることが多かったですが、このころから出版目的で作られることが多くなりました。
金融危機により元々の出版不況に拍車がかかり、公募で受賞し、本を出してもヒットしない、売れない作家が多く出始めます。余力のあった出版社は徐々に追い詰められていました。不況で苦しんでいる出版社が目を付けたのは、すでにファンが沢山存在するWeb小説です。
大量に読まれて、人気が出ているものを書籍化してもやっぱり人気が出る。そのことに気付いた出版社はどんどん出版打診したり、コンテストを開いていくようになります。
2004年の電車男などの掲示板小説、2007年付近の恋空などのケータイ小説が終わり、2009年あたりからの小説家になろうを中心とした異世界ファンタジー小説ブームが始まります。
小説家になろうなどの小説投稿サイトから大量の書籍が出版されていきました。なお、小説家になろうの累計ランキング上位500位の8割程度は書籍化されたりしています。我先にと出版社が集まった結果ですね。
またその影響で小説投稿サイトが人気となり、これまでの無料レンタルサービスを利用した個人サイトが縮小傾向になりました。投稿サイトに投稿することのメリットが高くなってきたためです。
ユーザーが多くなったり、検索システムが進化したりして、個人サイトを作って、サーチエンジンに登録したりするよりも遥かに見てもらえるようになりました。
徐々に個人サイトから投稿サイトへ引っ越す人が増え、それにより男性向けと女性向けが合流し始めていきます。
このころの投稿サイトの動きとして、2007年にスターツ出版が野いちごを開始、2012年にベリーズカフェを開始。2009年に小説家になろうが大規模リニューアル、2010年にモバゲータウンの小説機能をスピンオフしてエブリスタが誕生。
今の小説家になろうの書籍化作品どれくらいあるかは、このエッセイを読むといいかもしれません。
【なろう書籍化分析】2019年現在 なろう作品書籍化作者は『1092人』を突破! なろう作品書籍化の現状と実態!
https://ncode.syosetu.com/n4016fr/
内容は小説家になろう内の、
・出版巻数の年別推移
・出版巻数の月別推移
・なろう書籍化作者人数
・作者ごとの出版巻数割合
・出版社別の出版巻数の推移
・レーベル別の出版巻数の推移
が出ています。どんな感じで推移していったのかなって見たい人におすすめです。
また、このWebサイト発の出版ブームは純粋な小説投稿サイトだけではありません。
Web発の小説ブームとして、ボカロ小説、フリーホラーゲーム小説といった新ジャンルも生まれていきます。
2004年ごろにボーカロイドが発売され始めます。日本では初音ミクが有名ですが、最初に発売されたのはLEONやLOLAといった海外発のボーカロイド。なお日本では初音ミクの前にMEIKOが発売されています。
今でこそボーカロイドは世界的に有名なヴァーチャルシンガーとなっていますが、できた頃はまだまだ知名度も低く、多くの人が使いあぐねていました。
初音ミクがブームになった一番の要因は恐らく、ニコニコ動画やYouTubeなどの動画配信サイトが人気になったらからだと思われます。これまでは宣伝、拡散するためのメディアの存在がありませんでした。
2005年YouTube開始
2006年ニコニコ動画開始
そして2007年、クリプトン・フューチャー・メディアが初音ミクを販売開始します。
タイミングよく、技術とメディアが合わさった結果、初音ミクを使った多くの動画が投稿され、多くの音楽家が参入してきました。そして大量のヒット楽曲が作られます。
2010年にPHP研究所から商業的には初となる『悪ノ娘 黄のクロアデュール』が刊行されます。そこから、多くのボカロ小説が生み出されました。
ヒットの理由は他と同じですね。大量のファンがいる作品を本にしてもやっぱり人気が出る。そのためPVの多い作品はどんどん書籍化されていきます。
色々な意味でこのボカロ小説業界にとって最も影響を与えた作品は『カゲロウデイズ』でしょうか。カゲロウデイズを含む『カゲロウプロジェクト』はシリーズ累計で1,000万部を超える人気作品となります。
出せば売れるボカロ小説。それに味を占めた出版社や業界は人気楽曲をどんどん書籍化していきます。
しかしながら2015年あたりから徐々にボカロブームも徐々に衰退し、本もそれほど売れなくなっていきました。
このあたりは
【ゆっくり雑談】「なぜボーカロイドは衰退したのか」を解説する
https://www.nicovideo.jp/watch/sm26641878
を参考にするといいでしょう。
またボーカロイドがニコニコ動画で人気になっていたころ、別のジャンルも人気となっていました。
それはゲーム実況です。今でもゲーム実況は盛んですが、今と昔では違う点があります。それは今はゲーム会社公式がゲームを提供しているということです。
ゲーム実況が流行り始めたころは著作権的な問題から市販のゲームを使うことが禁止されていたことが多かったです。
そこでゲーム実況者が目を付けたのが、フリーゲームと呼ばれる自作ゲームです。自作ゲームの中には実況プレイOKというものも多く、クオリティの高いものも多かったため人気になります。
特に人気が高かったのはフリーホラーゲームと呼ばれる青鬼やIb、ゆめにっきなどの脱出系、謎解き系のゲームです。
ここでも他のブームと同じくして、人気のある作品はノベライズされ多くの作品が出版されていきました。
このブームも勢いをなくしてきています。その原因としては公式がゲーム実況を推奨し始めたことだと思われます。
さて、Web発の小説が多く出たことで、出版系のサイトが多々生まれたわけです。
が、ご存じの通り、現在ではそのブームも徐々に終わりかけていますね。
人気作品を書籍化してもそれほど売れなくなってきます。
このWeb発の出版ブームに乗っかり、多くの出版系小説投稿サイトが誕生しては閉鎖されていくということを繰り返してきました。あぁ、ちなみに今は大体年間10個くらいの小説投稿系のサイトが死んでいっています。
扱う媒体がテキストメインなので参入が比較的簡単であるのも原因ですかね。
そして2015年ごろからまた新しい流れがやってきます。
ファンクラブ、投げ銭システム、公式連載、公式作品、投稿インセンティブなどの、出版以外での報酬システムの構築です。
これまでの流れは公募をネット上に移しただけで、最終的な出力は紙(書籍化)でした。作者にお金が支払われるのは書籍化してからでした。それが、Web上で完結する形に変わります。サイトの作りが、書籍化せずに収益を上げられる形に徐々に変わっていきます。
2013年アメリカでPatreonが開始されます。Patreonとはコンテンツ製作者、ミュージシャン、ウェブコミック作者向け、要するに創作人のクラウドファンディングプラットフォームのこと。ファンクラブ(月額課金)や投げ銭による支援ができます。
2015年から日本でも、このサイトを真似てEnty、Fantia、pixivFANBOXなどのパトロンサービスが開始されます。
また同時期に2013年にマンガ閲覧サービス『comico』、2015年アメリカでチャット小説アプリ『HOOKED』が開始します。
こちらのサイトの特徴は公式連載システムやサブスクリプション(定期購読)システムを搭載していること。Webだけの連載で、課金させるビジネスモデルとなっています。
特に近年のチャット小説アプリなど、スマホアプリをメインの戦場とするサービスにこの形態を採用するところが多いです。
これにより、書籍化しないでも収益が発生するようになってきました。
また同時期に老舗サイトである、アルファポリスでPVインセンティブを導入し、収益化ができるようになりました。
チャット小説系のサービスも多く出てきます。先ほどでてきたチャット小説アプリ『HOOKED』のビジネスをもとにして多くのサービスが作られます。
2017年にBalloon、TELLER、プリ小説、pixiv chatstoryなどが誕生しています。
これらの対象は10代女性。昔のケータイ小説と同じターゲット層となっています。LINEなどのチャットトークアプリ画面を模した形式で話が進み、字の文は少なく気軽に楽しめるというのが売りです。
大体のところが、公式連載とインディーズ(一般投稿)に分かれていて、公式連載は課金や無料チケットで読むことができるようになっています。
サブスクリプション(定期購読)を導入し、公式作家の連載が読み放題となるシステムを導入しているところも多いです。
また最近だと集英社もTanzakというチャット小説アプリ(投稿はできませんが)を出してきてシェアを奪いに来ています。
概ね2019年までの流れはこのような感じです。
それではここまでの流れを振り返り簡単にまとめてみます。その時代にできた主なサイトも載せていきます。
――
■パソコン通信時代(1984~1995ごろ)
パソコン通信。サイトの概念はほぼない。
■インターネット黎明期(1994~2000ごろ)
個人サイト、サーチエンジン
小説投稿サイトはマイナー
1996年 TINAMI(初期はサーチエンジン。リニューアルにより投稿型に変更)
1997年 青空文庫
1997年 Yahoo!ジオシティーズ
■掲示板、ケータイ小説流行期(2000ごろ~2007ごろ)
掲示板サイト、ケータイ小説ブーム
掲示板型のサイト、レンタルスペースサービス+サーチエンジンがメイン
1998年 作家でごはん!
1999年 魔法のiらんど(初期はレンタルスペースとして、現在は小説特化)
1999年 5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)
2000年 アルファポリス
2000年 Arcadia
2001年 NEWVEL-LIBRARY
2002年 Steam
2003年 フォレストページ
2004年 小説家になろう
2004年 ライトノベル作法研究所
2004年 エムペ!
2004年 mixi
2005年 YouTube
2006年 ニコニコ動画
2006年 モバゲー(小説サービス)
■Web小説出版ブーム期(2007ごろ~2017ごろ)
このころからWeb小説の出版が激しくなる。
異世界系、ボカロ、フリーゲーム等からの出版ブーム。
出版目的のサイトが出ては潰れたりする。
2007年 Twitter
2007年 Tumblr
2007年 野いちご
2007年 piapro
2008年 占いツクール
2008年 携帯小説モバスペブック
2010年 Instagram
2010年 エブリスタ
2010年 パブ―
2012年 Berry's Cafe
2012年 プロジェクト・アマテラス
2012年 ハーメルン
2013年 pictBLand
2013年 Plicy
2013年 comico
■パトロン、投げ銭、収益サービス、期(2014ごろ~)
Web上でお金が発生する機能を持ったサービスが多くできる。
現在も継続中。
初期はYouTube、動画系のインセンティブ、ちょっと前まではイラスト系の支援、そして最近は小説に特化したサービスが多く誕生。
2014年 note
2015年 Enty
2015年 ノベルバ
2016年 カクヨム
2016年 ノベルゲームコレクション
2016年 Fantia
2016年 fujossy
2016年 ツギクル
2016年 NOVEL DAYS(初期はトークメーカーという名前)
2016年 pixivFANBOX
■チャット小説ブーム(2017ごろ~)
チャット小説系サービスが多くでき始め、アプリがメインになっているサービスが増える。
書籍化ではなくて映像化などのメディアミックスか、サブスクリプションモデルで利益を上げている。
2017年 Balloon
2017年 TELLER
2017年 プリ小説
2017年 pixiv chatstory
2018年 MAGNET MACROLINK
2018年 Writone
2019年 セルバンテス
2019年 ノベマ!
2019年 ノベルアップ+
2019年 LINEノベル
――
さて、かなり駆け足でこの界隈の流れについて語ってきました。
小説投稿サイトとしては20年くらいの歴史があって、これまでの流れを見ていくと色々と見えてくるものがありますね。
参考資料:
飯田一史『ウェブ小説の衝撃 ──ネット発ヒットコンテンツのしくみ』筑摩書房 (2016/2/20)
田島隆雄 『読者の心をつかむWEB小説ヒットの方程式』幻冬舎メディアコンサルティング (2016/7/27)
虎硬『ネット絵史』ビー・エヌ・エヌ新社 (2019/10/23)
『これがなろう勝利の理由! 〜昨今のネット小説新参にむけて古参が、なろうが勝者になった理由と歴史を書きなぐる話〜』カクヨム
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886692033
『ネット小説史(小説家になろうを中心に)』はてなブログ
http://chadokoro.hatenablog.com/entry/2014/05/04/160558
『ケータイ小説は、何故死んでしまったのか?』魔法のiらんど
https://s.maho.jp/book/92d185ic1a36b5a2/6960564035/
『【ゆっくり雑談】「なぜボーカロイドは衰退したのか」を解説する』ニコニコ動画
https://www.nicovideo.jp/watch/sm26641878
『お父さん、ボカロ小説って知ってます? 映画『脳漿炸裂ガール』を生んだ10代女子に人気の「物語×音楽」』Yahoo Japan
https://news.yahoo.co.jp/byline/iidaichishi/20150727-00047904/




