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小説投稿サイト大事典【2019年版】  作者: とあるWeb小説投稿サイト研究者
6章 パトロンサービス型
134/150

特集6 お金を稼げる投稿サイトについて

挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん) 「5000兆円欲しい!」


挿絵(By みてみん) 「なんかどこかで見たような」


挿絵(By みてみん) 「最近は書籍化やコンテストを受賞しなくても、収益が発生する小説投稿サイトも増えてきましたね。というわけで今回は収益が発生するサイトを紹介していきますよ!」


挿絵(By みてみん) 「あー、そういえば最近増えてるよな。カクヨムもなにやら始めたみたいだし」


挿絵(By みてみん) 「そうですよね、ちょっとびっくりでした。大御所もそれぞれ動き始めて、小説家になろうはどうするのだろうと思いますね」


挿絵(By みてみん) 「どうするんだろうな」


挿絵(By みてみん) 「まぁ最大手の小説家になろうが導入したら、これまで以上に活性化しそうですね。でも色々な問題もでそうですし、修羅の国みたいになりそうなのでなんともなところですが……」


挿絵(By みてみん) 「まぁな、そういやどんな稼ぎ方があるんだ?」


挿絵(By みてみん) 「書籍化やコンテスト受賞を除くと、だいたいこんな感じですね」



―アドセンス(コンテンツ連動型広告配信サービス)

―アフェリエイト(成果報酬型のインターネット広告)

―作品販売

―作品レンタル・閲覧課金

―PVインセンティブ

―投げ銭

―ファンクラブ(月額課金)

―公式作家



挿絵(By みてみん) 「結構パターンあるんだな」


挿絵(By みてみん) 「ということで今回はそれぞれの稼ぎ方に分けて、採用しているサイトを説明していきますよ!」



挿絵(By みてみん)


―アドセンス

―アフェリエイト


広告配信によって利益が上げられるシステムですね。

どちらも広告なんですけど、ちょっと違いがあります。


アドセンスはクリック報酬型で、広告がクリックされただけで報酬が発生します。単価が低いけどハードルが低い感じです。


アフェリエイトは成果報酬型で、広告の商品を契約することで報酬が発生します。単価が高いのが特徴ですね。



これを採用しているのは、レンタルスペース系が主ですね。

基本的にHTMLをいじらないのでそういったカスタマイズができないと導入できません。



・採用サイト例

フォレストページ

http://id.fm-p.jp/


フォレストページ+

https://plus.fm-p.jp/


エムペ!

http://m-pe.tv/


nano

https://nanos.jp/


WOXノベル

https://novel.wox.cc/


ALICE+

https://alicex.jp/


作家生活オンライン

http://www.kaitayo.com/


note

https://note.mu/



ただ、このタイプはあんまり小説に向かないですね。

多くのPVかつ、しっかりとしたサイトデザインが必要なので、個人サイトでは厳しいですね。


というかそもそも、これで稼げるのなら普通にレンタルサーバー借りて独自ドメインで始めたほうが将来的にいいと思いますね。


もしやるなら、noteさんでブログ記事や書籍レビュー書いて、アフェリエイトをやるのが一番いいかな。



=■=■=



―作品販売


こちらは販売ですね。

電子書籍として売ったり(ダウンロードなど)、自作グッズなど販売したりできるところですね。オンデマンド印刷して紙媒体にして売るのもありですね。


これはパトロンサイトや、電子書籍サービスをやっているところが該当しますね。



・採用サイト例


パブー

http://p.booklog.jp/


pixivFANBOX(BOOTH)

https://www.pixiv.net/fanbox/


Enty

https://enty.jp/


Fantia

https://fantia.jp/



他と比べるとちょっとハードルが高いですが、テキストを電子書籍形式に変換してくれるサービスや、便利な印刷サービスもあるので試してみてもいいかもですね。


同人活動をやっている人はおすすめかも。



=■=■=



―作品レンタル・閲覧課金



作品の閲覧権を販売する感じ。最初の数話は無料、あとは有料とかよくやられてますね。


最近だと、先行閲覧権みたいに予約投稿されている話をお金で読めるようにするという形式も出てきました。



・採用サイト例


エブリスタ

https://estar.jp/


note

https://note.mu/


待ラノ

https://lanobe.jp/



連載小説やコラム向きですね。

ある程度ファンが増えてきたらやるのもいいかもしれません。


後は自分にとって不要な読者を寄せ付けない効果もありますね。

だいたいお金出してくれる読者ってマナーが良い人が多いです。



=■=■=


―PVインセンティブ


作品のPVに応じた収益が発生する仕組みです。

大体1PV=0.01~0.1円くらいですね。


また引き出す閾値や期間が決められていたりします。



・採用サイト例


アルファポリス

https://www.alphapolis.co.jp/


ノベルバ

https://novelba.com/


カクヨム

https://kakuyomu.jp/



参加ハードルはとても低いです。普通に投稿していればいいだけなので。


ただ、稼げるかというと一部の人を除いて稼げないですね。


まず膨大なPVが必要なので短編や、マイナージャンルは不利になります。

連載作品かつ万人受けするファンタジー、恋愛を書ける人はおすすめですね。


最低月間10万PVくらいあれば、月あたり1万円稼げるかというところです。



=■=■=



―投げ銭


作者への称賛を兼ねた金銭の投げ入れを行うことですね。

作品に対して行ったり、ユーザーに対して行ったりします。


独自ポイントで課金させて、そのポイントを使って投げ銭するところが多いですね

それかAmazonギフト券を贈るパターンもありますよ。



・採用サイト例


MAGNET MACROLINK

https://www.magnet-novels.com/


ノベルアップ+

https://novelup.plus/


note

https://note.mu/


Fantastic

https://fantasfic.fun/


ノベルゲームコレクション

https://novelgame.jp/


Plicy

https://plicy.net/




基本的に投げられるのは少額ですね。

小説特化型のサイトだと、100円とかそのあたりで投げ銭を行う人が多いですね。


投げ銭をするユーザー割合もそこまで多くないので、ユーザーの多いサイトじゃないとあんまり稼げないかも。



=■=■=



―ファンクラブ(月額課金、定期購読)


こちらは定期的に支援する仕組みですね。

パトロンサイトに多いです。



・採用サイト例


Enty

https://enty.jp/


Fantia

https://fantia.jp/


pixivFANBOX

https://www.pixiv.net/fanbox/


Ci-en

https://ci-en.net/


Fantastic

https://fantasfic.fun/


note

https://note.mu/



利用している人はイラスト系が多いですが、文章系だとnoteさんがやっています。

コラム記事を書く人なら稼げるかもしれませんね。




=■=■=



―公式作家


そのサイトが依頼する形ですね。

最近この形式が増えていますね。


昔は書籍化前提だったんですが、最近だとWebのみで終わるところが増えてます。

チャット小説業界は多いかな。


アプリで読むタイプのサイトが多いです。



・採用サイト例


MAGNET MACROLINK

https://www.magnet-novels.com/


comico

https://www.comico.jp/


Balloon

https://web.chatfiction.me/


TELLER

https://teller.jp/


プリ小説

https://novel.prcm.jp/



公式作家になるには拾い上げや、応募、コンテスト参加など積極的にアピールする必要があります。


相場的には文字数換算で1文字あたり0.1円から1円くらいでしょうかね。



挿絵(By みてみん)




挿絵(By みてみん) 「こんな感じですかね。色々と見ていきましたが、どうでした?」


挿絵(By みてみん) 「色々な試作がなされている感じだな」


挿絵(By みてみん) 「そうですね。それにしても小説を書くのが趣味な人にとってなかなかよい環境になってきましたね。書籍化しないでもお金がもらえるようになりつつあります」


挿絵(By みてみん) 「どれくらい儲かるんだろ」


挿絵(By みてみん) 「いまのところは芳しくないですね。月数万いけばよい方じゃないですかね」


挿絵(By みてみん) 「まぁそんなものか」


挿絵(By みてみん) 「こういうのは海外の方が活発で、中国だと10億稼ぐ人も出てきているそうですよ」


挿絵(By みてみん) 「すご」


挿絵(By みてみん) 「創作の分業性もさかんみたいで、一つの作品を複数人で書くことも多いみたいです」


挿絵(By みてみん) 「え、どう分担するんだ?」


挿絵(By みてみん) 「戦闘シーンが得意な人はここ、ラブコメが得意な人はここ的な感じみたいですね。まぁ、向こうでは文字数と更新頻度が勝負みたいなので複数人でチーム組んで得意な所をがんばればすごいことになりますね。まぁ月額百万くらいあれば数人で十分分配できるのですよね」


挿絵(By みてみん) 「やっぱり規模も違うしな」


挿絵(By みてみん) 「日本ではまだまだその領域には来てはいませんが徐々にWebのみで生活できるようになってくると思いますよ」


挿絵(By みてみん) 「楽しみだな」


挿絵(By みてみん) 「はい、ということで今回は収益化ができる小説投稿サイトでした。ではまた次回☆」


挿絵(By みてみん) 「またな」

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― 新着の感想 ―
[一言] 中国市場はテンセントというユーザー数10億人超のスーパープラットフォーマーが親会社で、そこが最終的なマネタイズまで完結できるのが大きい。 漫画とかでも完全に商業化(というか工業化)された手…
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