第1話:試験当日
今日は試験だここで落ちてしまっては元も子もない絶対合格するぞ
「準備はできたか」
「うん」
「試験会場へは馬車で行くお前ひとりで行ってみろ」
「わかった、そういえば俺ってどこの学校受ける?」
「ん?ああリーラ国立第2学園っていうこの国で1,2を争うぐらいすごい学校だあ、あと言ってなかったけど試験会場王都な」
「え」
「ええええええええええええええええええええええええ」
「え?いやできるわけないでしょ普通に考えて俺知ってるぞそこあれだろ貴族とかが地位を使ったり金を使ったりしてやっと行けるような学校なんだろ?」
「ああ大ジョブだおまえが受けるのは普通科頑張れば入れる」
「そ、そっか」
いやでもそんな学校なんだから普通科って言ってもものすごい難しいことぐらいわかる
「けど俺何にも歴史とかわかんないよ?」
「そこは大丈夫だ筆記のやつは魔法式とかだけだ多分」
「多分って…」
「まあとりあえず行ってみろ何とかなる」
「いやなんとかなるって…」
「はぁまあいいや…いってきます」
「おう!がんばってな」
...移動中
「ついた…ここが王都とか」
ホントに想像通りだ
石やレンガで商業区があり奥にはいろんな建物があり真ん中には王都が…なんか江戸城みたい
「えっと試験会場はこっちか」
「君も試験受けるの?」
「え?あ、はい…てか誰ですか?」
「ごめん、急に私はエレナ私も試験を受けるんだけど迷っちゃってねよかったらいっしょにいかない?」
「あ、はいいいですけど」
「ありがと、じゃいこっか」
「(なんか変な人だな)」
「ついた」「ついた」
「それじゃありがとねまた試験で!」
「あ、はい!」
なんか風のような人だったな
…
「これから試験を始める!まずは筆記試験だ!時間は50分!開始!」
この問題確かに魔法関連の問題が多いなだがよく見ると前の世界での数学とかみたいのもあるな
とりあえず解いてみるかよかったまさかあそこでの勉強がこんなところで役立つとは
…
「終了!次は20分後に実技の試験がある休憩したものから次の試験会場に向かうように!」
問題が数学とか魔法式だけでよかった
まさかこの世界にも数学的なのがるとはなwまあそりゃそうか
…移動中
「これから実技試験を行うまず最初に魔法試験だ魔法試験は二つ一つ目は5つの的絵の精密な射撃
もう一つはこの人形へまほうをあててみろ!」
なるほど魔法の単純な威力としっかりあててられるかの精密さだなわかりやすい
「凍てつく氷よ貫け!アイススピア!」
え?
「鋭き風よ切り裂け!ウインドカッター!」
え?なんでみんな痛い発言してんの?え?この世界の人って中二病なの?
「次!レイ・グリース!」
「あ、はい!」
「よしやってみろ」
「はい!」
いやにして周りにみられながらやるとか緊張するなー
「なんかあいつ弱そうじゃない?」「確かにすんげーびくびくしてるし」
人を見た目で判断するなと言いたいが
とりあえず精密さなら風魔法か水魔法だけど同時にうってみるかそういう攻撃性のやったことないけど
出せるかなぁ
「(お願い出てくれ!)はっ!」
そしてレイの手から水の針と風の槍が出てきて的を貫いた
「えっ」
「は?」
「つ、次!」
「無詠唱?!」
「しかも2発同時?!」
「ありえない」
「な、なんかの偶然だろ」
「そうだよなそんなの貴族ですらできないんだし…」
つぎは威力のテストか
「じゃあいいわよ」
とりあえず炎魔法で行くか今まで心配で確かめられなかったけど全力だと力つきちゃうし9割でいくか
炎魔法は元々できてたし全力で打てば
「はぁ!」
撃った瞬間半径5mくらいのものすごい炎が出た
もちろん人形は灰となり地面も焦げていた
「またかよ」
「あいつなにもんだよ」
まさかここまでとは自分でも驚きだ
「魔法試験が終わったものは剣技の試験がある次の試験会場へ移れ」
つぎは剣技かお父さんに一通り教えてもらったしまあ何とかなるだろう
「剣技の試験も2つ一つはこの木を切ることもう一つは対人対戦だ」
「なお自分で持ってきた剣があれば使用を許可する!」
「最初!レイ・グリース!」
「はい!」
けっこうでかい木だなこれを切るなら周りと違って俺は木剣なわけだし木相手なら大丈夫かあれ使おう
「ふぅ…はぁ!」
直径1mぐらいの木が一瞬にして切れた
「あ、あれは」
「剣になんかまとってるぞ?」
「あれ魔法じゃない?」
「まじかよ、あいつどんだけすげぇんだよ」
なんか今日は周りからすげぇすげぇゆわれて気分がいいな
「君さっきのは危険すぎるから対人戦では使わないでくれ」
「わかりました、すみません」
まあそうなるよなぁ
…
あれから試験が全員終わりいよいよ対人試験だ