序章~はじまり~
「お前最近調子乗ってねぇか?」
ああまたいじめか、もうこれで何度目だろうか
最近では、あきらめてしまってるが仕方ないか
今は、我慢するしかない
「お前立場わかってんの?」
「まじでふざけんなよ」
また殴られるのか。
大丈夫しにやしないから、耐えるんだ今は。
「オラッ!」
「調子乗んな!」
またこれか
下校中...
このまま死んで異世界転生でもしたら面白いのにな、ははっ
「おい!そこのキミまえ!」
へ?
バンッ!
あれ?なんかぶつっかった
ああ車にぶつかったのか
てか苦しい、息できない
はは…死んじゃうなこれ
異世界転生でもできたらいいのに…
…
…
「朝か」
俺はあのあとどうやら異世界転生をしたらしい
今わかっていることは異世界転生した後俺は、とある格下貴族に生まれたらしいそして今の名前はレイ・グリースという名前だ
「おはよう」
「おはよう」
彼女はセナ・グリース母だ
いつも優しく笑顔な人だ
「おおレイかおはよう」
彼はグレム・グリース
いつも元気でかっこいい毎日剣術を教えてもらっている
「おはよう」
「さあご飯よ」
「いやぁ本当にお母さんの料理はおいしいね」
「ありがとう」
「レイ、すまん今日は剣術は教えられない、少し用事があってな」
「いいよいっつも教えてもらってるし、けど少し自主練もしたいから木剣使っていい?」
「ああいいぞ気をつけてな」
「じゃあ行ってくる、ご馳走様」
俺は異世界転生してから猛勉強してこの世界についてもわかったこの世界は現実世界でいうところのRPGのような世界のようだ
どうやらこの世界の魔法はものすごく多く基本火、風、水、光、闇をはじめ土魔法などすごく多いようだ
そして、僕は毎日ひそかに魔法の練習をしている
魔法の発動の仕方だが最初はあの「焼き尽くせ!ファイアボール!」みたいな痛い詠唱をしなけばいけないと思ってたのだが試行錯誤した結果イメージして体の魔力の流れを感じ取ることで発動できるようになった
とりあえず現時点ではある程度魔法は発動できるようにはなったがまだ攻撃できるほどでもないかといってもし全力でやって魔力尽きてしまったり物を壊してしまったらあれだ
だから今日は魔法の付与をやってみようと思う
正直やれるか不安だが発動するときの魔力の流れ方を利用してみようと思う
やり方は木剣に今回は風魔法を付与する風魔法は現時点で俺の力だと攻撃力はないが付与することで剣の鋭さを上げることぐらいならできる
「いくぞ…」
「はっ!」
自分の体から魔力が伝わるのを感じた、成功だ
木剣には切先に風がまとっている
「よしじゃあそこのけを切ってみよう」
「はっ!」
半径10㎝ぐらいの木が一瞬で切れた
「これは…殺傷能力が…ある」
予想してたよりすごかった
これは封印しておこう
その夜……
「レイ提案なのだがおまえ学校にいかないか?」
「…みてたんだ」
「察しがいいな、お前は強いそして伸びしろがあるそしてお前をこれから伸ばすなら危険が伴うそういう面でも学校に行くといい友達もできるしなまあ強制はしないそれが嫌なら家庭教師でも雇うさ」
学校それは前世で一番嫌だったものでありそこでのいじめもつらく自分を壊したようなところだむしろそこで死んでしまったわけだし学校はもはやトラウマになっている確かに行かなくてもいいむしろ行きたくないだがもしここで行かなかったら前世と同じだむしろこの世界でこそ生まれ変わって強く生きたいここでいかなっかたら前世のようにどんどん落ちこぼれていくここで行かなきゃ変われない変わりたいだから
「行きます」
「…そうか、なら明日ある試験に行こう、大丈夫おまえの実力なら余裕だ」
「わかりました」