ベッドを巣穴と呼ぶ女
ワイは専業主婦である。
一日のほとんどをベッドの上で過ごしている。
もはや冬眠レベルかもしれない。
別に重い病気で寝たきりという訳では無い。
転がっている姿勢が一番楽だからだ。
これは実家のせいでもあり、ソファーを父親が独占していて、その他の家族は床暖房の上で転がっていたので、座るより転がる方が通常スタイルになったからだ。
ベッド=巣穴生活は、キッカケは暖房費節約だった。
我が家は1LDKで夫婦二人暮らしだが、ソファーが壊れたタイミングで、ベッドをリビングに移動した。
寝室はウォークインクローゼット化し、実質的には1ルームという配置で生活している。
ベッドに寝転んでテレビを見るのは、ソファーで見るより楽チンだし、寝落ちしても風邪を引かないメリットもある。
そんな訳で一日の大半をベッドの上で過ごしている。
専業主婦だからといって、部屋の隅々まで毎日掃除をしている訳では無い。
夫はワイに甘々なので、お弁当を作る、食事を作る、クリーナーをかける、洗濯をするという家事をすれば、あとの自由時間は何をしてても良いと言ってくれている。しかも任せた事に文句も言わない。
朝出勤する時に「のんびりしてな」と言ってくれるので、ありがたく実践しているのだ。
心の広い夫で良かったと心から感謝している。
そんな訳で専業主婦としては、手抜き感満載のぐうたら主婦なのである。
そんなワイも夫と出会う前は、バリバリ働いていたし、結婚するつもりもなかった。
昔から極端から極端な選択になるパターンが多かったので、頑張ったご褒美に今のぐうたら生活を神様がくれたに違いないと、都合の良い解釈でオールオッケーと思う事にした。




