第9話 百鬼の森 3
1話から少し内容を変更しました。
連載途中の内容変更すみません(o_ _)o
「神器乱舞」
創造の紋から再び双剣が出現した。
「刀の英霊よ、我が前に顕れ、剣の道を共に歩まん。雷鳴の...」
剣の英霊を纏う英霊憑依は膨大な霊力を使う為連発する事は今の剣の霊力では難しかった。
「くそ、まだ霊力が回復しきってねぇ」
「たゆたう月影、狐の魂よ、我が呼びかけに応えよ!白狐・黒狐」
2枚の式札を破り白狐と黒狐を呼び出した。
「すまねぇ稲荷」
「剣くん、ここは僕に任せて」
「行くわよ〜妖狐の坊や。首折れの斬撃」
六美は首を大きく伸ばしながら突進し、瞬時に元の位置に首を戻す事で反動を生かして強力な斬撃を放った。
「くっ....」
強力な斬撃が稲荷を襲う。稲荷自信が囮になっている隙にシロとクロに攻撃を命じた。
「シロ、クロ!双狐・疾風突撃」
2匹が高速で回転し、そのまま六美に突撃した。
「きゃあああ」
六美は激しく吹き飛んだ。
「ちょっと私の美しい首に傷がついちゃったじゃない。許さないわよ」
六美は怒り狂っていた。
「これでも喰らいなさい。首転の舞」
首が360℃高速で回転し初めた。六美は双狐の回転を弾き飛ばし、稲荷は再び攻撃を食らった。
「クソ、これじゃあの時と一緒だ」
稲荷は狢と戦った時の事を思い出した。
「妖狐は連れて帰るとして、先にこっちの坊やからトドメを刺そうかしら」
六美が大きく首を振りかざした時凄まじい霊圧が稲荷から放出された。
〜稲荷の回想〜ーーーーーーーー
稲荷の幼少期時代。
「爺ちゃん、どうして僕は右眼が開かないの?」
「お前の右眼には特別な力が封印されてるんじゃ」
「特別な力!?でも眼を開けようとしても開かないんだよ」
「そうじゃ、それは妖狐を使役する儂ら一族の中でも選ばれた者だけに宿る力じゃ。稲荷が大切に思う人・絶対に負けちゃおれん時にその眼を開くんじゃ」
「今迄は右眼を開こうとしても開く事が出来なかったけど今やっと開き方が分かったよ爺ちゃん」
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六美は瞬時に稲荷の方に目を向けた。
「封印の闇を解き放て、九尾の狐よ、我が右眼より顕れよ!」
「妖狐の坊や、何だいその眼は!?」
「開眼・九尾の瞳」
稲荷の右眼は青い瞳をしていて凄まじい霊圧を放った。
「稲荷!?やっぱりお前はすげー奴だな」
稲荷は右眼を開眼させると九尾の狐の力を自在に使用出来る状態になる。九尾の狐は最上位妖怪型式神であり、力のコントロールは非常に難しく危険が伴う。稲荷の一族でこの力を使いこなした者はただの1人もいなかった。そして稲荷は右眼から溢れ出る凄まじい霊圧に10秒と自分の体が耐えれない事を察した。
「悪いが一撃で決めさせてもらう」
稲荷の雰囲気が普段と一変冷静で大人びていた。
そして上空に高く飛び上がると稲荷に9本の尾が生えた。
「九尾の劫火」
尻尾に青い炎の狐火を宿らせ、強力な炎の尾で六美を叩きつけた。
六美は地面に叩きつけられ、九尾の青い炎に焼かれて倒れた。




