没落してハーレム入りのわたしでも、当家の騎士は助けてくれます
ある日、没落貴族のわたし宛に『陛下のハーレム入り』という打診が王家から来ました。
そのことを当家の騎士二人に告げると猛反対にあいますが、陛下の要求を断ることは出来ません。
なのでわたしは、騎士の反対を押し切って、陛下のハーレムに入りました。二人には嫌われたでしょうね……
ですが覚悟を決めてハーレムに入ったというのに、陛下からはいっこうにお呼びが掛かりません。
王妃殿下からは、王城のお掃除を命じられましたので、お掃除に精を出す日々となりました。
そんな折、父の訃報がもたらされます。
そこからいきなり陛下の態度が急変して……わたしは逃げ出したくなりましたが、もはや逃げることも出来ません。死ぬより酷い目に遭わされることを覚悟したそのとき、目の前に現れたのは、当家の騎士二人だったのです……!
嫌われたはずなのに、いったいどうして? さらにはたった二人で、どうやって王城に……?
疑問の尽きないわたしに、騎士二人はさらにとんでもないことを言うのでした。
「ぼくたちは、この国を滅ぼすつもりですからね」
そのことを当家の騎士二人に告げると猛反対にあいますが、陛下の要求を断ることは出来ません。
なのでわたしは、騎士の反対を押し切って、陛下のハーレムに入りました。二人には嫌われたでしょうね……
ですが覚悟を決めてハーレムに入ったというのに、陛下からはいっこうにお呼びが掛かりません。
王妃殿下からは、王城のお掃除を命じられましたので、お掃除に精を出す日々となりました。
そんな折、父の訃報がもたらされます。
そこからいきなり陛下の態度が急変して……わたしは逃げ出したくなりましたが、もはや逃げることも出来ません。死ぬより酷い目に遭わされることを覚悟したそのとき、目の前に現れたのは、当家の騎士二人だったのです……!
嫌われたはずなのに、いったいどうして? さらにはたった二人で、どうやって王城に……?
疑問の尽きないわたしに、騎士二人はさらにとんでもないことを言うのでした。
「ぼくたちは、この国を滅ぼすつもりですからね」
第1話 陛下のハーレムに入ります(1)
2024/01/02 18:19
(改)
第2話 陛下のハーレムに入ります(2)
2024/01/02 19:03
(改)
第3話 ハーレム入りの交換条件に、税率を下げろというつもりか?
2024/01/02 20:02
(改)
第4話 下働き用の作業着が吊されていました
2024/01/02 21:13
第5話 オレとお前がいれば、王城を落とすことくらい分けないだろうに
2024/01/02 22:09
第6話 あら、あなた。最近側室に入った方ではなくて?
2024/01/02 23:07
第7話 皆さんとお知り合いになれましたからね
2024/01/03 00:04
第8話 父の訃報
2024/01/03 01:09
第9話 オレから一つよい話がある
2024/01/03 08:02
第10話 その笑顔を見る度に──なぜかオレの癪に障った
2024/01/03 11:38
第11話 よい、入れ
2024/01/03 12:14
第12話 お前は、オレを苛立たせた
2024/01/03 13:42
第13話 お前は絶対に許さんぞ!
2024/01/03 14:06
第14話 ぼくたちは、この国を滅ぼすつもりですからね
2024/01/03 15:09
第15話 なんとしても、近隣の直轄地へと退却するのだ!
2024/01/03 16:04
第16話 王妃アドリエヌだな?
2024/01/03 17:02
第17話 結果的にそうなってしまうのが、レーティ様の凄いところですからね
2024/01/03 18:16
(改)
最終話 裁定
2024/01/03 19:12
エピローグ たくさん助けてもらいながら
2024/01/03 20:04
(改)