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第66話 その在り様に…何を思い出す…?

『ウタをみろーしょくーん』

(ばごぉん)(ばごぉん)(ばごぉん)(ばごぉん)(ばごぉん)

(どがががががががががぐぁん)

『ウタをーしっかりーみないからーこうなるーとっかーん』

((((((((((((((((ぱきゃきゃきゃきゃ~ん)))))))))))))))))

『第300砲列陣、40機全機粉砕、第275から第299は全機圧壊したわ』


「実時間…6分だぞ…」

「既に12000機撃破したな…」

「確かにウタ無双…」

「辻斬りだけで2000機撃破してるからな…」


『ウタ?コマイン風林火山を諦めたわ、全機狙いは貴方よ』

『やっとみたかーではー舞台へ急がねばーついでにー教官のアレよろー』

『多機能砲歪曲砲モード、直結ブースター接続』

『ふはははーこの両肩2門がーお飾りじゃないことー見せてやるー』

(ばががががががががががががぁぁぁああん)

うっわ!!雷より酷い音してんだが!?

「一直線に山地に向かい始めたぞ…」

「それも歪曲砲放ちながら…」

「そうか…ソレも副砲扱いなのか…」

「マナクリスタルに溜め込んだ根源マナですわね…」

「これを盛大に撃ち尽くすつもりなんですね…」

「一面雷線が走ってますぅぅ…」

「綺麗ですね…」

「その先ではタンクの影から出てきた八脚が誘爆してるが…」


『八脚発砲』

『はっはーあたらーん』

(ばががががががががががががぁぁぁああん)

標的選定が荒ぶり過ぎて!?

継続照射じゃなく!?拡散射撃みたいになっとる!?


「突然の急上昇…」

「そりゃ当たらんよな…」

「大量の爆炎が下を通ってますね…」

「そしてまた山地へ」

「なお常に雷線が走ってる…」

「歪曲砲、大気中だと割と音が煩いんですね…」


『圧壊光弾着弾』

((((((((きゅどどどどどどどどどどどどどどどどどどどぅぅぅぅぅん))))))))

(ばががががががががががががぁぁぁああん)


「圧壊光弾もしっかり降り注いでいますね…」

「設備群を盾にする意味が…」

「ないですよね…」

「最終的に真上から落ちてくるのだから…」


『とうちゃーくーじゃぁねーしょくーん』


「そうこうしてるうちに…」

「稜線向こうに隠れましたね…」

「また猛スピードでコソコソ移動してますね…」


(ひょこっ)

『やっほーしょくーんーウタからのおくりものだーおかえしはいらないー』

(ばががががががががががががぁぁぁああん)

(さっ…ぎゅん)

(どどどどどどどどどどどどどどどどどどどどぉぉぉぉおおん)

八脚たち…やっと辻斬りに砲弾を放てたな…けど…


「八脚の砲撃…」

「間に合ってないですね…」

「砲撃照準速度を…」

「砲撃到達時間短縮を…」

「優先しようと…」

「施設の影から出て…」

「おそらく全機全力で…」

「前進までしてるのだろうに…」

「間に合ってないですね…」


『圧壊光弾着弾』

((((((((きゅどどどどどどどどどどどどどどどどどどどぅぅぅぅぅん))))))))

『ウタ?残存75000くらいよ』

『まだかーまだかー』


「なにを?」

「なにを待ってるんだ?」


『圧壊光弾着弾』

((((((((きゅどどどどどどどどどどどどどどどどどどどぅぅぅぅぅん))))))))

『ウタ?残存62000くらいよ』

『おーっ?きたかー?きたかー?』

ん?なにが来たんだ?


(ひょこっ)

『はっはーえんりょするなーうけとれーなおーソノおかえしはいらないー』

(ばががががががががががががぁぁぁああん)

(さっ…ぎゅんぎゅぉぉぉぉん)

(どどどどどどどどどどどどどどどどどどどどぉぉぉぉおおん)

でた!!岩肌を縫うかのような変態機動だ!!

「ん?えらい距離を取ったな?」

「なんでだ?」


(ひゅぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぁっ)

ふぇ!?周囲が閃光に!?

(ぺぺぺぺぺぺかぁ)

あぁ!!火球だ!!

『ウタ?融合弾よ、かっちり50発、搭載機は50機のようね』


「コマイン…キレた…」

「同時投射可能全弾…撃ちこみおった…」

「こちら側の稜線全部が火球に…」

「相手は50m以下なのですわよ…」

「あまりに地獄絵図すぎる戦場だろう…」


(どっどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどぉぉぉん)

『ぬわぁーうわぁーうひゃぁーしょうげきはがー』

(ばががががががががががががぁぁぁああん)

(どっごばぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…ごっふぅぅぅぅぅぅぅぅ…)

『ひょわぁーうへあぁーうひゃひゃーばくふうとーふきかえしがー』

(ばががががががががががががぁぁぁああん)


「奇声…棒すぎる…」

「なんでこの中で撃ち返してるんですかね…」

「さすがは検証派随一のアンテナ使いだからなのか…」


『きっちり退避してマナ転化10GJ以下で

撃ち返してるくせに奇声を上げすぎよ』

『ふはははーしょくーんーせいだいなーえんまくをーありがとー』

(ばががががががががががががぁぁぁああん)

(ぎゅんぎゅぉぉぉぉん)

ん?マナ慣性スラスターの残光が途切れ途切れに?

『おかげでーうちほうだいだー』

(ばががががががががががががぁぁぁああん)

(ぎゅんぎゅぉぉぉぉん)

いやっ!!よく見ると残光自体も!!

細かく小さくなったり大きくなったりしてる!!


「とかいいながら…すっごい機動と加速度で…」

「これでもかというほど回避行動いれてるんですが…」

「まさか…重力スラスタを瞬間的に調整切り替えしてるのか…?」

それがあの変態機動の秘訣!?空中ブレーキにも使ってそうだ!!


『きたわよウタ?本番ね』

『うひゃひゃひゃひゃーきたーついにキター』


「おい…まさか…」

「おまえ…まじか…まじなのか」

「うそですよね…うそなんですよね…」

「戦闘狂にも…限度ってもんが…あるだろ…」


『よかったわねウタ、

口径25cm砲弾秒速約2000m秒間約6万発内50発は8kt融合弾よ』

『さぁーしょうぶだー

さぁさぁーしょくーんのー弾がー尽きるのがー先かー

さぁさぁさぁーこちらのマナ転化ー累積許容量がーなくなるのがー先かー

さぁさぁさぁさぁーぜんりょくでもってーこたえをーだそうではーないかー』


(ばががががががががががががぁぁぁああん)

(ぎゅんぎゅぉぉぉぉん)

あっ!!高度を高くとった!!

(ひゅぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぁっ)

カスりもしない!!

(ぺぺぺぺぺぺかぁ)

50も花咲く火球を背に!!

(ばががががががががががががぁぁぁああん)

華麗に紫の雷線を撃ち込んでいく!!

(ぎゅんぎゅぉぉぉぉん)

うっわっ!!距離詰めおった!!

(どっどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどぉぉぉん)

四方八方から砲弾が!!弾道予測線がとんでもない事に!!

(ひゅぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぁっ)

うっそ!!抜けた!!

(ぺぺぺぺぺぺかぁ)

近い!!火球が近いよ!!

(ばががががががががががががぁぁぁああん)

なんで平然と撃ち返せるの!!

(ぎゅんぎゅぉぉぉぉん)

うひゃぁ!!直上でさらにキモい機動で踊り始めた!!

(どっごばぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…ごっふぅぅぅぅぅぅぅぅ…)

(どっどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどぉぉぉん)

ちょっ!!衝撃波と爆風で!!予測線が拡がる!!

(ひゅぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぁっ)

だからなんで!!避けられるの!!

(ぺぺぺぺぺぺかぁ)

敵の直上で火球が!!もう爆心地戦闘じゃん!!

(ばががががががががががががぁぁぁああん)

それでも!!撃ちこんでいく!!

(ぎゅんぎゅぉぉぉぉん)


「ハム公…これ見て何を思い出す…?」

「この砲火線と火球の咲き乱れる空を…」

「縦横無尽に駆け抜けながら…」

「一切退かずに撃ち返し続ける…」

「この辻斬りの姿を見て…」

「その在り様に…何を思い出す…?」

「………白兵戦至上主義者………に決まっとるだろう…」

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