第219話 帝国の英雄たる!!この狂人シャーサが駆けつけるんです!!
『ぐぎぎぎぎぎ!!い”ま”な”ん”そ”う”で”す”?”』
”第39層の装甲板に接触したとこです!!”
”展開まであと15秒です!!”
「きっちぃな…」「マジかよ…」
『た”い”に”ち”ゅ”う”た”い”は”?”』
”!?…間に合わない!!”
”おそらく39層どまりっす!!”
「…まじかよ…」「30秒もたってないですぅ…」
『の”こ”る”の”は”?”』
”第1中隊と赤狐シンパだけだ…”
(ピピっ)
『ぐぐぐぅ!!せ”ん”い”ん”き”ぐ”ん”て”す”!!か”た”き”は”う”つ”!!
わ”た”し”は”し”ゃ”-さ”!!き”ょ”う”し”ん”し”ゃ”-さ”て”す”!!
れ”い”ひ”ょ”う”で”さ”い”か”い”す”る”ん”で”す”!!
ま”っ”て”て”く”だ”さ”い”!!』
”39層を抜けました…”
”40層の装甲板の中です”
”歪曲フィールドを確認…”
”読み切れないほど返信あるっす…億あるっすけど全部転送しておくっす…”
”赤狐からも葬送のメッセージが出た様だ…”
「「「「「「「「「………」」」」」」」」」
”展開時間です…”
”ゲート閉じました”
”起爆”
”40層から上の友軍反応…消失っす”
”41層に抜けたぞ…装甲板には接触してない”
『うぐぐぐぐ…感電しすぎですね!!涙腺がおかしくなりました!!
さぁ!!帰りますよ!!まずは北極をぶち抜いてやるんです!!
私達が!!生きている間に!!必ず!!全層ぶち抜いてやります!!』
「この一撃…
5.2Mt21.76PJが100万発…
5.2Tt21.76ZJにもなる…
作戦参加兵力1億500万人のうち…
40層から上にいた1億95万人は…
歪曲の無い素の装甲板ごと消失した…」
「「「「「「「「「………」」」」」」」」」
『むっ!!支援要請です!!柱を破壊しながら急行します!!』
”また新人部隊です”
”やはり無理があります”
”アレからまだ3日”
”1時間講習で即実戦はさすがにっす”
”150万機までやっと増えたところに損失70万機だからなぁ”
「まだ3日…」「なのに…」「進むのか…」
『とはいえ!!止まれません!!』
”しかしもう戦線は構築できません”
”同じことをやられても止める手段がありません”
”それでも柱は破壊しなければならない”
”敵の数も減らさねば攻城戦が苦しくなるっす”
「ほんとうに厳しい…」「それでも戦わねばならない…」
”帝国上層部の決断は果断だった”
『当然です!!承知の上で始めたんです!!』
”地上兵1個大隊にMタンクC10機です”
”基本編成がそれです”
”全戦線、破城要塞東西南北すべて”
”その全てで大隊散兵戦術っす”
”つまり第30層の見える柱を全部破壊する”
「なんて無茶な…」「いままで戦死者を減らす為に纏まっていたのにか…」
『戦死率はうなぎ上りです!!けど!!纏めて吹っ飛ばされません!!』
”アレは戦死率96%でした”
”纏まって行軍なんてもう無理です”
”だったら戦線をめいいっぱい拡げる”
”何十もの装甲板ごと全部吹き飛ばす策っす、多用はできないっす”
”全戦線で柱を破壊するんだ、無視はできない”
『もちろん戦力を集中されたところは死にます!!ですが他は進めます!!』
「理屈はそうですが…」「開発完了を待てなかったんだな…」
”そして中量2脚が主侵攻戦線の主役です”
”そして唯一の増援戦力です”
”それができるのは中量2脚だけ”
”赤狐シンパは脚が足りないっす”
”瞬間的には動けても常時は無理だからな”
「10Gと40Gの機動力の差か…」「一応は人類だしな…」
『私達だけが!!駆けつけられます!!例え!!それが手遅れでも!!』
”地上軍は受け入れてます”
”狙われた大隊は全滅をです”
「むぅ…そんなことができるのか…」「団結力が…半端ないな…」
”求めるはいかに相手の戦力を引き付け破壊するか”
”地上軍将兵は覚悟持って出ています”
”それを見送るのも役目…なわけだ”
『帝国の英雄たる!!この狂人シャーサが駆けつけるんです!!
きっと最高の冥途の土産になることでしょう!!』
「もう自認したのか…」「葬送で宣言しちゃいましたから…」
”支援要請のあった場所です”
”生存者はいません”
”いるのはミニ突帰還準備を整えている6脚と護衛のタックラだけ”
”まだ帰還ゲートは展開されてないっす”
”あと120秒はある”
「帰還…」「そうか…帰還できるんだったな…」
『さぁ!!仇討の時間です!!蹂躙しますよ!!続くんです!!』
”ミニ突の総数は5万程です”
”6脚が30万にタックラが15万です”
”典型的な大隊確殺編成の戦闘後構成”
”この倍はいた筈っす”
”大隊が道連れにした数ってわけだ”
「新人ですら…そんな戦い方を…」「むぅ…信じられん…」
『副葬品を追加しますよ!!わたしたちも負けられませんからね!!』




