第215話 うぅぅわかりましたですぅ…けど!!あのいっぱい付いてるのはなんなんです!!
『なななななななんですか!!この拷問具は!?』
「ビャッコさんの動転振りが…」「ヒメとか言ってたしなぁ…」
『だよなぁ…そう感じるよなぁ…』
『すごいよな…これを開発しきったのがオカシイな…』
『そうにーこれはかなり無理やり造らせたにー』
「そこまで言わせる仕様って…」「確かにヤバそうだったけど…」
”探求者”
2.5m以下級求道者用動力付き装具
全高2.5~1.8m(着用者体格依存)
総質量0.4t
ジェネレーター出力51GW
マナ転化フィールド最大出力250GJ
スラスター総入力240MW出力100G(慣性制御下実負荷14G)
装具全身保護型50G慣性制御術式(30GW)
耐40G機動(慣性制御下時耐450G)
マナクリスタル廃止
根源接続廃止
希薄マナ型超人術式
希薄マナ型盾ナグール
通常着用
2脚2腕形態
マナ神経接続増設感覚器×10
アイボール型:可視光×2、赤外線×2、紫外線×2、
装具全表面型:触覚兼振動兼熱検知
直感型:文殊、マナ検知、厳密天文兼周辺測位情報
マナ神経接続思考入力ライン10本
増設感覚器と同一
マナ神経接続思考出力ライン10本
極短パルス出力対応同時マニュアル制御数100ライン
斥力制御サークレット(最大350G慣性制御下実負荷35G)
瞬時斥力発生肩防具×2
2点同時瞬時斥力発生ベルト
瞬時斥力発生腕輪×2
瞬時斥力発生足環×2
探求手甲×2
探求脚甲×2
手甲脚甲仕様
直径20cmマナ転化フィールドジェネレーター各1基(1基50TJ)
5㎜口径マナ転化インパクト各12本(1基最大充填0.1GJ出力10GJ)
直噴マナ排出機構(マナ転化許容量低下なし)
排出マナ誘因接続術式魔法陣各1陣
手動万能杖×2
手甲脚甲とのマナ接続術式刻印
「うわぁ…」「えぇぇぇ…」「…殺人装具」
『高機動鎧より!!出力が高いスラスタで100G!!
これはまだ良いとします!!常時14Gとかふざけんなですが!!』
『まぁ一応は先駆者の100G体現艦がいるからな』
「まぁいるけどさぁ…」「おなじ理屈ですけども…」
『装具全身保護型50G慣性制御術式!!コレですか!!コレなんですか!!』
『そうにー最大350G慣性制御下実負荷35Gをバンバン使ってたのそれにー』
「バックパック含む装具全体に…」「だからバックパックも無事だったのか…」
「おかげで出力51GWのうち30GWももってかれてますが…」
『装具全身保護!!だからバックパックも大丈夫!!人体大丈夫じゃないです!!』
『みろよ…これ見越して耐久性を落としてるんだぜ…」
『きっと軽量化の為にー…2種用よりかなり軽いにー』
「そういや…ジゥェンさんに頼んでましたね…」「あえて落としたのか…」
『それでも450Gまで大丈夫!!使う気まんまんですよね!!100Gと350Gで!!』
『すごいよなー慣性制御下でも40Gになるぞー』
「鍛錬てすごいなー」「鍛錬が全てを解決するんですぅ」
『というか使ってたよな?門番長…』
『えぇ!!スラスタ全開で!!全身から赤い燐光撒き散らしてたんです!!』
「使ってた」「…2秒おきに」
『細かく制御したいんだろな…制御装身具まで追加してあるぞ』
『制御が命な流派ですからね!!だからってあの手甲脚甲はないです!!』
『これも名前が探求なんだよな』
『通称も探求者にーどうやらシーカーはここからだったにー』
『探索者や斥候ではなく修験者だったか』
「名前の話題で理解から逃げてますね」「逃げたくなるような事実だもんな」
『直噴マナ排出機構!?燃料垂れ流ししてるだけじゃないですか!!』
『きっとそのための排出マナ誘因接続術式魔法陣ってやつにー』
『それ!!制御ミスったらマナ暴走で!!臨界自爆するやつです!!』
『だよなぁ…理屈的にそうなる筈なんだよなぁ…』
「自爆機能付きだった…」「ミスったら爆発するのか…」
『直径20cmとはいえ!!そもそも50TJが4つ!!計200TJ!?機動砲艦は10TJですよ!?』
『比べるべきはMタンクSだな…マナ転化500TJだぞ…』
『辻斬りがマナ転化200TJにー』
「明らかにオカシイ数字だ…」「どんだけ無茶してるんですか…」
『なんで610tに205tと競り合ってるんですか!!個人装具なのに!!』
『巡洋艦主砲の歪曲砲って10TJなんだぜ?知ってたかビャッコ?』
『よかったな?駆逐艦主砲の投射砲なら400TJなんだギリギリ抜けるぞ?』
『なんで個人装具を倒すのに!!艦載投射砲が必須になってるんです!!』
「なんてことだ…」「比較すると確実に小型超兵器になっとる」
『つまりにー秒間200TJを延々追加制御しながらアレぶちかましたにー』
『艦艇通路前後にぶち抜いて側面までぶち抜いたからな』
『確実に2~3桁PJを貯め込んだわけだ』
『なんで自我あるんです?ほんとに何故なんです?』
「鍛錬てすごいなー」「鍛錬が全てを解決するんですぅ」
『毎秒1.2kg5.5KJが獣人の基礎だ、まぁ普通は1000秒分1.2t5.5MJあたりが手動制御限界だ』
『盾ナグール方式で毎秒120kg550KJだ、10秒も貯め込めば普通は手動制御限界だ』
『鎧は術式兵装で制御してるから手動制御は基本不要にー』
『秒間200TJのマナ転化…それをマニュアル制御で貯め込んで2~3桁PJ級を手動起動?』
「GJの単位が無視されてるな…」「いきなりジャンプアップしすぎでは?」
『直噴は直噴…おそらく何の仕掛けもない、なんら安全対策はないぞ』
『じゃないといくら20cmとはいえ50TJには届かない筈ってことさ』
『元々マナ転化許容量の累積低下はその安全対策の為にー』
『つまりは何の仕掛けもないと…雑多な2~3桁PJの圧力に…単に耐えてるだけなんです?』
『そういうことにー』
『人類をどこまで突き抜けてるんですか…』
「手動起動で兵装重量を削ったのか…」「そういや出力もカツカツでしたね…」
『攻撃用の出力確保が殆どできてないからこうしたって感じよりは…』
『コレができるから攻撃用の出力を慣性制御に回したってわけだ』
『それで得られたのが辻斬りを上回る超機動にー』
『うぅぅわかりましたですぅ…けど!!あのいっぱい付いてるのはなんなんです!!』
「いっぱいついてるもんな…」「予想以上にインフレしてましたね…」
『見たままでいいんじゃないかな…』
『身体接続じゃなくて身体機能増やしたんだろ…頭おかしいよな…』
『困惑苦悩する開発者の苦悶がなぜか聞こえるにー』
『なんで使えるんです?』
「鍛錬てすごいなー」「鍛錬が全てを解決するんですぅ」
『感覚が10個も増えるなんて想像がつかん』
『おそらくはかなりの苦行だろうな…』
『手足にあんな拷問具つけてるにーこれも絶対拷問具にー』
『同時マニュアル制御数100ラインこれもなんで使えるんです?』
「鍛錬て偉大だなー」「鍛錬を信じるんですぅ」
『そりゃ48個のマナインパクトで小型魔法陣同時起動しながらなぁ?』
『2~3桁PJ級の極大魔法陣3個起動するくらいだもんなぁ?』
『つかえんとそんなことできんにー』
『いや…なぜ使えるんです…』
『使えてるからにー』
「鍛錬て偉大だなー」「鍛錬を信じるんですぅ」




