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第214話 というか…そんだけ時代についていけてなかったんだな…

『なるほどにー動力装具にー』

『ついに公開されたシーカーの装備品仕様です?』

「オフの映像か…」「拠点艦コロニーの宿舎なんですかね」

「普通に屋外の景色が窓から見えてるしな」

『そうにーこっちは贖罪兵2種用にー』

『へー見せてくださいです』

『ほれにー』

「ほぅほぅ」「2種用も完成していたのか」



”動力装具”

2.5m以下級贖罪兵2種用動力付き装具

全高2.5~1.8m(着用者体格依存)

総質量0.5t

ジェネレーター出力51GW

マナ転化フィールド最大出力250GJ

スラスター総入力62.5MW出力50G(慣性制御下実負荷1G)

着用者保護型50G慣性制御術式(5GW)

耐50G機動

マナクリスタル廃止

根源接続廃止

希薄マナ型超人術式(自動起動)

希薄マナ型盾ナグール(自動起動)

通常着用

2脚2腕形態



『あっコレならある程度は高機動鎧にもついて来れますね』

「50G加速機動できるからなぁ」「大幅な性能向上ですぅ」

『斥力はさすがに無理だったようだにー』

「あれ使いどころ難しそうだしな…」「Gの問題もありますし…」

『それに盾ナグールも使えるようになってるしな』

「根源接続不要になったからか」「根源接続に問題があるんでしたね」

『そうそう、量産され次第、順次2種に渡るらしいってさ』

『ジーナスとエイニャか小隊長会合は終わったにー?』

『あぁ、この話題ばっかりだったぞ』

『それは当然にー』

『コレで一般師団の前線兵員不足問題が解決するからな』

「鎧の実用化で浮き出た問題だったな」「後方支援に回されてましたね」

『マナ転化も250GJです、無印装具の0.5GJの500倍です』

『高機動鎧の650GJには届かないとはいえ高機動タックラにはもう負けんだろ』

「たしかミニ突の物理頭突きが90GJ」

「タックラのタックルが6.5GJだった筈ですぅ」

「ふむ、6脚のとっつきランスが0.55GJだな」

『身体強化と盾ナグールも自動起動になってるな』

『やっとまともな防御力を手に入れたってわけだ』

『動力のおかげで継戦力も爆上がりにー』

『長期戦も共に戦えるようになったんです』

「籠城戦時代からの課題が解決したわけか」

「時が経つにつれて前線要員から輸送要員に変化してましたからね」

『その分、戦死者は増えるだろうがな』

『それでも無印時代よりはマシだろう』

『ミニ突に吹き飛ばされなくなるにー』

『それに仕事がないと処分されちまうしな』

「むっ?どういうことだ?」「ふむ、理由が知りたいな」

『さすがに召喚樹と変わらない状態はマズかったからな』

『処分しないための方便でもあるからなぁ』

「処分しない理由を作っていたのか…そうか普通は処分するか…」

「ティネム帝の仕事ですよねコレ…」

『あくまで地上軍予算にー』

『つまりは帝国民の血税です』

「皇族予算ではなく国家予算枠なのか…」

「つまりは女帝になる前の仕事の結果なんだな…」

『拠点艦もばんばか増やしてるからな』

『当然、乗る贖罪兵1種もばんばん生まれてるわけさ』

『その9倍の2種もにー』

『当然です、選べませんから当然です』

「1艦1万人で9万人の2種再誕」「…1万隻で9億人」

『贖罪兵本部もてんやわんやらしいぞ』

『贖罪兵保管ステーションの増設でな』

「おぉそれはマズいな…」「ふむ、なるほど理由としては妥当か」

『となると今度は2種用の携帯火器の開発かにー』

『マナ量的に毎秒3.45t15GJくらいはまわせるだろうからな』

『2種の最大継続マナ量は素の毎秒1.2kg5.5KJだった筈です』

「TNT換算で考えると素でもヤバいな…」

「毎秒でTNT1.2kgのエネルギー量ですか…」

『火力としては3000倍近いな』

『出力で考えるなら約1万倍にー』

「確かに革命的な強化だな」

「というか…そんだけ時代についていけてなかったんだな…」

「よく処分されませんでしたね…」

『籠城戦時代は全高2m級の歩行機械とかが相手だった』

『揺り籠できてからは弾薬マナクリスタルで火力補填してたがなぁ』

「敵も味方もそれだけ進歩してたのに取り残されてたってことか」

「根源接続と盾ナグールが今までできなかったがゆえですね」

『それもこれもこの背面のバックパックのおかげにー』

『鎧のバックパックの小型版みたいな感じです』

『こいつにマナ転化と対消滅が入ってんのか』

『慣性スラスタも鎧で見慣れた奴の改良版か』

「いかにも量産型って感じのバックパックだな」

「スラスターが小さい分、あまり大きく感じないですね」

『よくこの大きさに纏めたにー』

『これに慣性制御術式も入ってるんです』

「かなり優秀だな」「ほんとうに」

『とはいえ俺らには鎧がある』

『うちらが前で2種がすぐ後ろな感じだな』

『そうにー斥力ブーストで踊ってる最中に支援もらうにー』

『一般師団の戦い方はそうなりそうです』

「高機動3次元戦闘が普通になるな…」「空戦みたいになるのか…」

『………問題の方だが…』

『………見たかにー』

『なんです!!その反応は!!嫌な予感がするんです!!見せるんです!!』

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