第212話 あえてする理由ーに!!面倒だから殲滅と支援を一緒くたにしたにー!!
『くそっ!!あの爆風!!』
『わざとだったんだな!!ちくしょう!!』
『あんな手荒い支援があってたまるかにー!!』
『ひめ!!これもう!!言い訳できないんです!!』
「たしかに言い訳できないですぅ」「コレは無理だ」
(しゅぱぱぱふぉん)
(ごばぁぁぁん)
(ぼぼぼぼぼぼぼぼっ)
「ふつうに…」「あぁあんな大出力じゃなくても…」
「小刻みに斥力ブースト駆使して…」「縦横無尽に…」
(しゅぱぱぱふぉん)
(ごばぁぁぁん)
(ぼぼぼぼぼぼぼぼっ)
『ふっつうにクソでか光熱剣!!振るえるんじゃないか!!』
『敵も味方も吹き飛ばす攻撃!!そもそも不要じゃないか!!』
「あんな一撃じゃなくても溶けていく…」「あれより気持ち小ぶりで充分だった…」
(しゅぱぱぱふぉん)
(ごばぁぁぁん)
(ぼぼぼぼぼぼぼぼっ)
『あえてする理由ーに!!面倒だから殲滅と支援を一緒くたにしたにー!!』
『なんたる暴挙です!!あんまりです!!めっちゃ怖かったんです!!』
「あのスクラム耐久縄跳びは…」「門番長に強いられていたんだ…」
(しゅぱぱぱふぉん)
(ごばぁぁぁん)
(ぼぼぼぼぼぼぼぼっ)
”こちら試験コントロール、第12陣の水鏡警報データを送る…折れるなよ…”
『はぁ?はぁ!?何だコレ!?』
『あいつら!!何する気なんだよ!!』
「これは…」「さらに偏りが…」「明らかに狙いは…」
(しゅぱぱぱふぉん)
(ごばぁぁぁん)
(ぼぼぼぼぼぼぼぼっ)
”こちらシドニー2、当艦は加速減速転舵不可能、回避不能だ、留意されたし”
『あーたしかにー?艦艇通路の断面中央はマナ転化ないにー?』
『いやいやいや!!待つんです!!もう装甲ハッチはないんです!!』
(しゅぱぱぱふぉん)
(ごばぁぁぁん)
(ぼぼぼぼぼぼぼぼっ)
『そうにー前後は勿論ないにーあろうことか側面も無くなってるにー』
『あぁっ!!そういうことか!!50Gブースターで!!』
『そのまま突っ込んでくるって事か!!』
「なんてこった…」「加速性だけなら…」「ミニ突以上だ…」
(しゅぱぱぱふぉん)
(ごばぁぁぁん)
(ぼぼぼぼぼぼぼぼっ)
『いやけど…おかしいぞ!!』
『俺らがいるところには拠点艦のマナ転化があるぞ!!』
『うぇ!?じゃぁ何を狙ってるんです!!』
「そうか構造材付近はフィールドがあるのか」
「こちら側の射撃や突撃はできても相手側はできないんでしたね」
(しゅぱぱぱふぉん)
(ごばぁぁぁん)
(ぼぼぼぼぼぼぼぼっ)
『1人だけいるにーアイツの位置取りは常にマナ転化の外にー』
『なんだと!?』
『まさか!!』
『コレを最初から誘っていたんですか!!』
「試験だったよな…」「初実戦試験…」「どんだけ目標高いんだよ…」
(しゅぱぱぱふぉん)
(ごばぁぁぁん)
(ぼぼぼぼぼぼぼぼっ)
”こちら門番長だ、本番だ、盾で受けろ、必死に跳べ、飛ばされるなよ”
『あ!れ!が!練習だと!!』
『まってくれ!!つまりなんだ!!アレ以上の爆風なのか!!』
『何する気なんです!!』
(しゅぱぱぱふぉん)
(ごばぁぁぁん)
(ぼぼぼぼぼぼぼぼっ)
『マジかにーまだ上があるにー確定にー』
『ルーニア!!なにかわかったのか!?』
「あのバ火力の秘密か!?」「ついにわかったのか!?」
(しゅぱぱぱふぉん)
(ごばぁぁぁん)
(ぼぼぼぼぼぼぼぼっ)
『ウチはにー傲慢にはなりきれんにー』
『ん?どういうことだ?』
『守れなかった戦友の死の責任を全部負う傲慢さは持てなかったにー』
「唐突な自分語りが始まったぞ?」「関係あるのか?」
(しゅぱぱぱふぉん)
(ごばぁぁぁん)
(ぼぼぼぼぼぼぼぼっ)
『そりゃそうです、この戦場でそんなこと不可能です』
『けどアイツとアイツらは違うにー遺された者の矜持があるにー』
『たしか求道者の適性だったな』
「そうでしたね」「ルーニアさんにはないモノ…」
(しゅぱぱぱふぉん)
(ごばぁぁぁん)
(ぼぼぼぼぼぼぼぼっ)
『アイツは言ってたにー、我らは実績と記録を残していつか消え去るのだとにー』
『同じ境遇の者を減らす為にだったか』
「後進がいなくなるまでか…」「そういう覚悟か…」
(しゅぱぱぱふぉん)
(ごばぁぁぁん)
(ぼぼぼぼぼぼぼぼっ)
『だから高みを目指し続けるとにーそう言ってたアイツはついに至ってしまったにー』
『嫌な予感がします!!何にです!!』
「この流れでその表現は…」「相当にヤバい気がしますぅ」
(しゅぱぱぱふぉん)
(ごばぁぁぁん)
(ぼぼぼぼぼぼぼぼっ)
『アイツ…もうマナで制御してないにー…意志力と伝達用のほんの僅かなマナだけにー』
『それは!!古来からある廃人直通自爆技じゃないですか!!あんだけ使ったのに!!』
『そうにー普通は膨大で雑多な体外マナに呑まれて自我喪失する筈にー』
「自爆技…」「廃人直通…」「自我喪失…」
(しゅぱぱぱふぉん)
(ごばぁぁぁん)
(ぼぼぼぼぼぼぼぼっ)
『けど!!さっきも!!しっかり命令してましたよ!!』
『耐えただけにー』
『は?え?うそ…ですよ…ね?』『マジか…』『耐えた?あの量の雑多なマナに?』
『耐えただけにーそうなら方法はソレしかないにー』
「それ…鍛錬できるものなのか…」「心の中まで鍛錬で解決するんですか…」
”こちら試験コントロール、第12陣のゲート展開まで60秒だ、留意せよ”
(しゅぱぱぱふぉん)
(ごばぁぁぁん)
(ぼぼぼぼぼぼぼぼっ)




