第211話 あとはご希望の貫通炸裂弾をお見舞いしてやるだけです!!
『シールドソードでぶったたくにー!!』
(ばしゅばがががががぁん)
「元は盾のアレ…剣だけど剣じゃないよな?」「片刃大剣の形をした鈍器ですね…」
「トンファーは…剣に斥力ブーストかける為ですわね…」「…ブースト鉄塊」
『第2分隊!!右だ!!シールドチャージ!!瞬時凍結トンファーで砕け!!』
(ずがががぁぱきゃきゃきゃん)
「こっちは推力ゴリ押しチャージからの」「正統派トンファーアタック」
「脚に武装もないですしね」「あるのは斥力装甲板だからな」
「密集突撃中のこの状況で斥力キック使ったら敵味方とも大惨事ですからね」
『第1分隊!!左だ!!遅れるな!!シールドチャージ!!瞬時凍結!!』
(ずがががぁぱきゃきゃきゃん)
「狼二人は戦術が似てるな」「ルーニアさんは猫というより…」
「門番長に影響されてるよな…」
『第4分隊!!着実に狩るんです!!この距離です!!当たるんです!!』
(ぼぼぼぼぼぼぼぼっ)
「ビャッコさんは狐だからか中距離火力支援だな」
「あの銃、貫通炸裂弾も使えたんですね」
「多少の破片は我慢しろ言わんばかりにぶち当ててるな…」
「白兵戦中に相手が弾け飛んだら大変だと思うのですが…」
『全機!!2個火力小隊の散弾5連だ!!上昇だ!!3!!2!!1!!飛べ!!』
(どぅぱぱぱぱぱっ)
「だいぶ開いたけど…」「目標までが…」「近いようで遠い…」
『あと100mにー踏ん張るにー!!』
『高機動大隊12個に火力重装各4個小隊だぞ!!』
「着々と増援を積み上げてきたもんな」「重装と火力の増援はおおきかったですぅ」
『これでできないなんて言えないぞ!!』
『回頭空間の縁まででいいんです!!そこまで前進するだけなんです!!』
「妙な命令だよな」「かなり中途半端な気がします」
(ばしゅばがががががぁん)
(ずがががぁぱきゃきゃきゃん)
(ずがががぁぱきゃきゃきゃん)
(ぼぼぼぼぼぼぼぼっ)
『火力の護衛は!!重装と7人分隊に任せて!!』
『我らはひたすら前進だ!!』
『ひたすらすすむにー!!』
「まさに精鋭って感じだな」「着実に進んでいきますね」
『あっ光です!!』
「「「「「「「「「あっ…」」」」」」」」」
『くそっ!!間に合わなかった!!』
『敵がスクラムを組み始めたぞ!!』
『うにー!!こちらも組むにー!!』
『ここまできて!!吹き飛ばされる訳には!!いかないんです!!』
「これはひどい…」「敵味方なりふり構ってない…」
(ぶぅぉん)
(どっふぅぅぅぅぅぅん)
『ぐぅぅぅぅ!!脱落は!?』
『ぬぅぅぅぅ!!いない!!』
『うににににー!!こちらもにー!!』
『くぅぅぅぅぅ!!大丈夫です!!』
「だいぶ慣れたな…」「最初は大変だったもんな…」
『ココで一気に稼ぐぞ!!斥力ブースト!!』
『全員いくぞ!!』
『とっかーん!!』
『目標まで一気に!!』
(ぱしゅしゅしゅしゅしゅ)
(ばしゅばがががががぁん)
(ずがががぁぱきゃきゃきゃん)
(ずがががぁぱきゃきゃきゃん)
(ぼぼぼぼぼぼぼぼっ)
『くぅ!!どうにか刻限までに!!』
『到達したぞ!!ほんと人使い荒いな!!』
『アイツ!!まじアイツ!!うにー!!』
『ええぃ!!目的の支援射撃です!!撃つんです!!』
(ぼぼぼぼぼぼぼぼっ)
「やっと…指定ポイントに到達ですね…」「たった300mが遠かったな…」
『他の隊はどうだ!?』
『なんとかついてきてる!!』
(ぼぼぼぼぼぼぼぼっ)
『うちらが包囲されるほどの!!遅れはないにー!!』
『あとはご希望の貫通炸裂弾をお見舞いしてやるだけです!!』
「そういや当人に指定されてたな…」「燃料にする気ですよね…」
(ぼぼぼぼぼぼぼぼっ)
『たとえ門番長であろうと!!』
『初回から9回も!!』
「あぁだっただった」「あれは酷い光景だった」
(ぼぼぼぼぼぼぼぼっ)
『よくも吹っ飛ばしてくれたにー!!』
『敵と取っ組み合いながらも協力して踏ん張ったんです!!』
「不思議な光景だった」「敵対しながら共闘してた」
(ぼぼぼぼぼぼぼぼっ)
『けど吹き飛ばされたんた!!』
『取っ組み合ってる敵と共に!!』
「吹き飛ばされた先で闘ってたんですぅ」「ヒドイ泥試合だったな」
(ぼぼぼぼぼぼぼぼっ)
『アイツが言ったにー』
『誤射は気にするなとです!!』
「狙って撃っても…」「燃料にするからな…」「気兼ねしないで済むな…」
(ぼぼぼぼぼぼぼぼっ)
『みろ!!他の3人は!!』
『ずっと前後側面の艦艇通路入り口で!!』
「えっ?」「んん?」
(ぼぼぼぼぼぼぼぼっ)
『孤独に戦っていたのです!!』
『敵が多すぎて全く見えてなかったにー!!』
「どこに行ったかと思えば…」「そんなとこで…」
(ぼぼぼぼぼぼぼぼっ)
『まさかの門番4人制!!』
『うちらが戦ってたのは門番をすり抜けてきた勇者たちだった!!』
「小隊4人分隊の分隊員で大隊長だからな…」「何言ってるか意味不明な肩書」
「もう門番でいいですよね…」「やってることも門番だしな…」
(ぼぼぼぼぼぼぼぼっ)
『あっ光はじめたにーじゅんびするにー』
『全員スクラム組めー』
『こっちに逃げてくる奴はほっとけー』
『後ろの火力と7人分隊が片してくれるです』
「射撃戦だからか気楽な感じですね」「近いと大変だからな」
(ぶぅぉん)
(どっふぅぅぅぅぅぅん)
『うん?前後側面の門番達3人がこっちにくるぞ』
『さすがにバイタルイエローだな』
『それでかにー?第10陣75波目でやっとかにー』
「ようやっとマナ減ってきたのか」「どんだけ燃費いいんだ?」
『なにがどうなってそんなことできるようになったんです?』
『門番長に至っては未だにグリーンだぞ…意味が解らん…』




