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第205話 謎が謎を呼ぶにーミステリアス実戦試験だにー

『本任務はあくまでチェイサーだ!!自衛以外の戦闘は禁ずる!!』

「第01010105師団第2大隊のウェイ大隊長だ」

「実戦試験のブリーフィング中か」「今回はチェイサー視点なんですね」


『ウェイ大隊長!!精鋭大隊の全歩兵中隊全員で?でありますか!?』

『高機動鎧を着た576人が全員必要とでも言うんですか!?』

『オレも詳しくは対象を知らされてない!!』

「当然の疑問だな…」「まさか4個鎧歩兵中隊投入とは…」


『大隊長!!他にわかっていることは!?』

『超高機動砲艦4編隊160隻も同じくチェイサー任務を担う!!』

「え?機動砲艦も?」「なんでまた?」


『俺達だけじゃなくですか!?』

『それも機動砲艦1群編隊丸々ですか!?俺達が見失うとでも!?』

『対象は32名の小隊構成だ!!』

「中身がヤバい小隊だがな…」「関わり合いたくないレベルですよね」


『小隊なのにバラけるのか?それならわかりもするが…』

『なら纏めて実戦試験する必要ないだろ…どういうことだ』

『試験中における対象のコードネームはシーカーだ!!』

「探索者?」「偵察員?」


『強襲偵察装備かなんかかねぇ』

『コードネームがシーカーだしな』

『あとは求道者専用装備の試験ってことだけだ!!』

『1年前に拠点艦に引っ込んだあいつらか』

「あっ拠点艦配備になってから1年経ってる」

「それなりに開発期間が必要だったんだな」


『大人しく引っ込んでおけばいいものを』

『あいつらはもう十二分に戦い抜いたと思うんだがな』

『だが、これで対象は鎧ではないことがわかったな』

『さすがに高機動鎧を凌駕する装備品は考えにくいが…』

「高機動鎧って機動砲艦と互角の機動性あるんだよな…」

「強襲独行艦を除けば宇宙軍随一の機動性なんですよね…機動砲艦」


『まぁ駄作だったら、あいつらを後方に戻す良い口実だ』

『いやに大掛かりだが、まぁ難しい任務ではなさそうだ』

『全員理解したな!!明日の降下迎撃戦からだ!!いいな!!』

『『『『『『『『了解であります!!』』』』』』』』

『以上!!解散!!』

「適性が適性だからな…」

「複雑な感情にもなりますわよね…」




『どう思います?ジーナス小隊長』

『もう9ヵ月だぞ?エイニャ第2分隊長』

『そうにー、鎧にもだいぶなれたにー』

『確かになぁ、ルーニア第3分隊長の言う通りか』

『ビャッコ第4分隊長のいうとおり、まぁそう心配する事はないだろう』

『これでもわて等は精鋭の一員、まぁないかと』

「第2大隊第2中隊第3小隊の士官達だ」

「男性狼獣人がジーナス小隊長で…」

「エイニャ第2分隊長が女性狼獣人ですぅ」

「ルーニア第3分隊長が女性猫獣人と…」

「で、ビャッコ第4分隊長は女性狐獣人なんだな」


『そうだにー我らが小隊は師団内模擬戦でもここ最近は負けなしだにー』

『で?明日の実際は?』

『俺らの中隊が対象に追随するカタチだ、こんな感じだ』

『あたしらの小隊が真後ろじゃないか』

『うわっ!?マジにー見失うとモロバレにー』

『わて…フラグ立ててしもうたですか?』

「精鋭中の精鋭なわけだ」「配置も信頼されてるからこそ…ですかね」


『だが直前まで対象は目視できないぞ』

『あぁ輸送搭の中ですか…機動砲艦外付けの』

『大隊員も小隊ごとに輸送搭待機だ、

その機動砲艦もチェイサー担当の群編隊機だ』

「あぁ例のヤツか」「鎧のおかげで待機所みたいな感じに…」


『この配置にー妙だにーまるで対象を包囲してるにー』

『そんなに高機動?わては無いと思うんですけど』

『そうだな、高機動鎧を超える機動となると…』

『超高価な辻斬りになっちまいます』

「そういやそうなんだよな」

「希少なマナ化素材が必要になるですぅ」


『謎が謎を呼ぶにーミステリアス実戦試験だにー』

『まぁ明日にはわかるさ』




”こちら試験コントロール、あと20分程度だ、待機継続”

『この時間がにー、一番わくわくするにー』

『どの艦が狙われるか次第で接敵位置が変わるからな』

『けども今日は見ているだけですし』

『分隊員にも注意しておけよ、ギリギリまで手をだすなとな』

『『『了解!!』』』

「戦偵巡の使い魔達からの情報か」

「位置はわからないにしても、こんなに早くからわかるんですね」



”こちら試験コントロール、水鏡警報データを送る”

『これは…高機動鎧で取り付きにようやく間に合う感じか』

『これは小隊長、次回持越しもありますなぁ』

『戦場にー間に合わなかったらにー意味ないにー』

『あそこらへんの10隻のどれかだな』

「ゲート展開準備を始めたら降下ゲート位置がわかると」

「わりと今回は距離があるパターンのようですね」



”こちら試験コントロール、試験は続行だ、シーカーは問題ないそうだ”

『うん?以前みたいに機動砲艦にぶん投げて貰うのか?』

『ゲート展開するまで動けない出られないんだがなぁ』

『どういうことだにー?高機動鎧と同等にー?』

『わて…マジでフラグ踏んだ?まさかなのです…』

「そうか、ゲート位置を事前に掴んでいることを悟られないように…」

「実際にゲート展開されるまでは無闇に動けないわけですか…」



”こちら試験コントロール、第1陣は先行6脚&ミニ突だ、第2陣が6脚”

『機動砲艦に遮二無二突っ込んで貰えばミニ突には間に合うな』

『ミニ突嫌いにー、直撃はいやにー』

『ルーニア、今日は相手せんでいいんだぞ』

『よかったです、わても嫌いですしアレ』

「融合弾ミニ突だと鎧でも耐えられないか」

「41.8TJの弾頭相手でマナ転化650GJ」

「直撃は1撃死ですわね」



”こちら試験コントロール、シーカーの出撃は第1陣降下30秒後”

『!?どういうことだ!?輸送搭を出るのが早すぎるぞ!?』

『まだミニ突が突入している時間帯になるんじゃないか!?』

『ミニ突迎撃の後詰出撃の時間にーどういうことにー』

『先行6脚とか即時出撃高機動鎧でも間に合わない筈ですし…』

「シーカーの性能がわからないと意図が…」

「たしかにどうしたいのかわからない感じだな…」



”こちら試験コントロール、先行6脚の目標はシンガポール6だ”

『今日の第2陣はどっちだろうね』

『シンガポールかそれ以外か』

『どっちでもよいにーどっちでも増強大隊が防いでくれるにー』

『たしかにそうですけども、ぶっちゃけすぎです』

「あ~そんな2択押し付け戦術とかまでしてくるのか~」

「そうされると2隻分の増援が必要になりますわね…」



”こちら試験コントロール、シーカーの出撃だ”

『おい!?小隊長!?アレまじか!?』

『うそだろ!?ハッチ内のあの見慣れたサイズ感は!?』

『まさかの無印装具だにーけどなんかゴテゴテツイてるにー』

『あっわてらも出撃しないとです!!』

『くっ!!ハッチ開放!!出撃だ!!』

「ふむ、やはり驚くか」

「鎧がある今、なぜ今更という感はあるよな」

「どこまで弄ってあるんでしょうね」

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