表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

199/222

第198話 じゃぁこういうのはどうだ?中量2脚が再現諦めたアレから?

『これが初実戦投入の結果だ』

『どうなってるんだテツヤ?早すぎるだろ?まだあの無茶振りから5日だぞ?』

「えっ?検証公とハム公が来たの5日前なの?」

「いやいや、もう初実戦映像があるんだぞ?」


『確かに俺らは徹夜して翌日には仕様書とレポートを提出した』

『どうなってるよ!先行生産分を回したのはわかるよ!!けど実戦よ!!』

『昨日の映像になってるのがさらに恐ろしいな…』

「実質3日じゃねぇか…」「習熟半日とかだコレ」


『そうだ…しれっと全艦に対応転移ポーターも設置されている…』

『完全にマヤのせいだな』

『明らかにマヤのせいだよ』

『どうみてもそうだな』

『否定できる要素が見当たらない』

『あぁくそ慣性制御術式か?そうなんだよな?なんてこった…』

「それだけ待望されてたんだ…」

「かなり暴走気味だからな…」


『既にMタンクCにも対応改設計指示が出ている…』

「地上で使う事がもう確定してる…」

『中隊贖罪兵管理システムへの適用可否検討指示もでてるよ…』

「贖罪兵2種にも使わせようとしてるな…」

『動力鎧保管システムの設計も始まってるぞ…』

「運用支援設備の検討まで始まってますぅ…」

『あっ召喚樹に持たせられないかの検討も始まってるな…』

「移動後に着用することで輸送負荷を減らす気ですね…」

『まじか?まじか?あの拙い術式が全軍水平展開って?まじか?』

『マジだ』

『マジよ』

『マジだろ』

『マジだな』

「なんかえらい動揺してるな?」

「うん、すごい焦ってる」


『救いは派生型だな?そうだろ?汎用を圧倒すれば?』

『そうだ』

『汎用の数は減るよ』

『大きく減るだろう』

『まずは?』

「なんの話だ?」「他の4人はわかってるようですが…」


『重装甲型に火力型!?慣性制御いらないでしょ!?』

『なるほど』

『これ高機動型が本命よ』

『時間を稼いで術式改善を進める気だろう』

『じゃぁマヤは始めちゃって』

『頼むわよ!?』

(しゅん)

『やっつけ仕事だったんだな』

『たぶんそうよ』

『あのうろたえ様だ』

『そうとうにだろうな』

「あぁそういうことか…」

「なんちゃってラフ画が採用されちゃったみたいなもんか…」

「だから本気画で上書きしたいんだな…」


『で?どっちから進める?』

『というか重装火力型じゃダメなのか?』

『そうよ、初戦見る限り重装だけだと遊兵になりそうよ』

「確かに…」「盾使ってる方が機動力使ってたな…」


『じゃぁこういうのはどうだ?中量2脚が再現諦めたアレから?』

『ん?ここでその話題なら、あぁ…あのシステムか』

「まさか…」「…再現するの?」

「元ネタ21世紀なんですね…」


『アレね?共通基礎パーツは金属骨格よ、スラスタは変更可能カテゴリよ』

『それと対消滅ジェネだな、背面骨格にガッツリ組み込むから無理だ』

『あとはマナ神経接続操作方式装具コクピットか』

「…アレンジされてる」「だが発想はアレだなぁ」

「コンドー中尉とオトナシ中尉は元ネタ知ってるんだな?」

「あぁロボげーだな~俺はノーマル乗りだ」

「…そうとある変態企業のロボゲー…同じくノーマル乗り」

「ふむ、ゲームからか」


『3人はソレだな、俺はサンプルパーツを作っていくか』

『よくよく考えるとコレいいな』

『パーツの取り付け装具に埋め込むだけだよ』

『取り外しも引きずり出すだけになるだろう』

『装具素材がマナ形状記憶流体金属だからなぁ』

「パーツ変更に工具不要とかまじか~」

「…ビックリシステム」


『召喚樹で持ってって現地で組み換えできるな』

『マジでアレみたいなシステムよこれ』

「そんなことができるのか?」

「再現するならマジでそうなるな~」

「…かなり再現度高い」


『マヤも喜ぶだろう』

『採用されたら汎用型の慣性制御術式は死滅するからなぁ』

「むぅ、それほどに価値のあるシステムなのか?」

「パーツが現地で変えられることがそんなに?」

「…かなり」「たぶん現物みたら理解できると~」


『金属骨格は50G対応にするよ』

『そうすれば重装火力の重量にも対応できるか』

「傍目には見えない金属骨格を共通品にするんだったな」

「金属骨格だけだとガリガリな小型2足重機みたいな見た目でしたね」


『対消滅ジェネはサイズは変えずに更なる出力向上で良いか?』

『それでいいと思うが…そんな余地はあるのか?』

『炉が球形状がゆえにサイズが肥大してるからソコを変えてみる』

「球形でも占有するのは…だいたいが立方体になるもんなぁ」

「…なかなか難題」


『4mサイズがゆえだな』

『普通はそんなこと問題にならないよ』

「25mから15m、そして7mが4mになったわけか」

「だいぶ小さくなりましたわね」


『球形状が一番効率がいいのは事実だからな』

『じゃぁ始めよう』




『結局、対消滅ジェネも変更可能パーツ入りだな』

『整備班メンテ不能物体になっちまったからな』

『キアラも思い切ったよ、メンテナンススペース潰すとかビックリよ』

『なら丸ごと取っかえればいいときたからなぁ』

「メンテ時工場送り必須の仕様にしたのか」

「だからソコに詰め込めたわけですね」


『立方体の隅に転化ブースター仕込んだんだ、しょうがないだろう?』

『炉がガッチリ構造になったよ。だから金属骨格側の支持構造が簡素になったよ』

『まぁおかげで出力はかなり上がった』

『素体としては充分だろう』

「ついにか~」「…どう再現?」


”アセンブル動力鎧”

4m以下級アセンブル型動力付き装具

全高4m

総質量0.7t

ジェネレーター出力216GW(対消滅ジェネスロット1)

耐55G機動

装具コクピットマナ神経接続操作方式

2脚2腕形態

腕接続ポイント4計8

足接続ポイント5計10

肩接続ポイント2計4

腰接続ポイント4

頭部接続ポイント4

コクピットスロット10

対消滅ジェネスロット1

背面スロット5



基本搭乗人員1名


「アセンブル?」「組み上げ動力鎧?」

「出力は上がってますが…」「なんかスロットやらポイントやらが」

「ごちゃごちゃといっぱいついてますぅ」

「…脚部腕部ごとではなく」「あ~、機能、兵装ごとのパーツにしたのか」


『マヤにも知らせよう』

『規格を合わして貰わないとな』

『手持ちと手足はマナ接続式だけの話よ』

『頭部や肩に腰も含め、何か付けそうなところには設定した』

「…装具に埋め込むだけ」「それだけで動く部分か」


『だが装具コクピットスロットと背面骨格スロットはハード規格になる』

『慣性制御術式は当然装具コクピットスロットだからなぁ』

「なるほど~つまり共通規格で造ってもらう必要があると」

「ふむ、一種のモジュール構造なんだなスロットとは」

「…その理解で正しい」


『さてサンプルセットパーツを組み上げていこうか』

『斥力発生装甲板と手持ち武装はそのままでよいとしてよ』

『マナ転化の実装方式とスラスタに肩装備だな』

『マナ転化は背面だけでなく空いてる接続ポイントにもどうだ?』

『小型のマナ転化ジェネをか?』

『どうキアラ?装甲板形式で内蔵できそう?できるとスゴイよ?』

「マナ転化も小型化するのか」「まさに鎧だな」


『重量は嵩むだろうが…整備班メンテ不能物体ならできそうだな』

『重装はそれでいこうか、問題は火力だな』

(しゅん)

『なにアレ!?面白そう!?1スロットで慣性制御10Gごとに増やせるかも!?』

『つまりなんだ?慣性制御も10G単位で変更可能にできそうなのか?』

『たぶんね!?』

「めっちゃ喰いついてるな」「ノリノリですぅ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ