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第102話 …そんな未来を話している筈なんだが

(ばっががっがががっががががっががっががががっががががっがん)

(ばっががっがががっががががっががっががががっががががっがん)

(ばっががっがががっががががっががっががががっががががっがん)

(ばっががっがががっががががっががっががががっががががっがん)

(ばっががっがががっががががっががっががががっががががっがん)

(ばっががっがががっががががっががっががががっががががっがん)

うわっ!?うるさっ!!下の階の歪曲砲斉射音か…

『第4368ブロック降着しましたよぉ』

『なかなか見事な突撃だ、同着だ』

(むにょにょにょにょにょにょにょにょにょにょにょん)

『この力抜けるインパクト音…どうにかならないんですかね?』

『仕様だ、諦めろ』

「この音…マナ転化フィールドへの衝突音なんですか…」

「仕様なんだ…」

「そういえば今まで大気なかったな…そうだ仕様だ」


『届いたのはやはり半分約3000万の2億4000万』

『ふん、分布は4368ブロックに1500万の1憶2000万、

その両隣が200万の1600万、両端が50万の400万、他は100万の800万か』

本命の降着ブロックに半分…

『持久戦思考のようですねぇ』

「ホントに多いな…」

「けど総数的には2倍に過ぎないのですね…」


『とはいえ、我らは最後端』

『2波が来るまでは暇ですねぇ』

『ひとまず、命令どおり下層戦線への支援射撃で時間を潰すぞ』

『了解ですぅ』

(ばっががっがががっががががっががっががががっががががっがん)

ハンドキャノンで下層に押し寄せる6脚を狙い撃ってるのか…

雷線の射撃音って歪曲砲と同質なんだな…さらにうるさい事に…

「暇を持て余しとらす…」

「白兵戦距離が本懐なんだろうな…」


”『砲弾第1波迎撃終了や』”

”『第2波は1時間後でやす』”

”『対地表戦用の10000子弾は迎撃面倒ですねぇ』”

”『とはいえ抜かれる訳にもいかんという』”

"『それでも十分な威力がありますからねぇ』”

”『そのうえ1時間おきに100波ですから』”

「宇宙も宇宙で…」

「面倒な対応に追われていますのね…」



『第1軍集団遊撃戦に移行する模様ですねぇ』

という事は…4356ブロックに押し寄せた6脚400万機を殲滅したのか…

『第4356ブロック…割とかかったな』

『400万とはいえ徹底して遅滞されましたからねぇ』

『1時間か…プラウドリー参謀、中央制御室付近まで下がれ』

『了解です、しかしどうしてまた?』

『転戦するやもしれん、その為だ』

『転戦?残る我らが?』

『そうだ、500名の新人とはいえ戦力は戦力だ』

『…なるほど』

『頼むぞ』

『了解』

『准将、下から出始めました』

『我らはゆっくりだ、各自自マナ節約を心掛けろ』

『了解ですぅ』

「警戒しとらす…」

「無理もないですぅ」




『むぅ、やはりなかなか崩れんな』

『第11軍集団とで半包囲状態なんですけどねぇ』

『一点突破された胸壁に800万で籠られてるからな』

あぁ~侵入された下層の壁際の胸壁と浅い内部空間に籠られてるのか…

『ここまで遅滞に専念されるとねぇ』

『我らも高火力を叩きつけるわけもいかないからな』

『ぺちぺちになりますねぇ』

むぅ…城壁防衛戦で攻城側が城壁防衛戦しているのか…

『ここ第4357ブロックでもまた1時間になりそうだな』

「ぺちぺち…」

「まぁ明らかに迫力に欠ける攻撃しかしてないもんなぁ」




『はぁ、第12軍集団も合わせて3個軍集団で囲んでいるのだがな』

『結局は戦闘正面が拡大してないですからねぇ』

狭いトコに籠られてるとそうなるよなぁ…

『第1軍集団は次の第4359ブロックに行くことにしたか』

『遊兵化気味でしたからねぇ』

『第13軍集団との協同の方がまだマシか』

『ぺちぺちしかしてないですからねぇ』

『ここでもまた1時間を使ったか』

「時間を…」

「だいぶ浪費させられている…」



『いかんな…』

『よくないですねぇ…』

『1個軍集団での対峙時間が長い程』

『遅滞戦闘で長引いちゃいますねぇ』

『とはいえだ、そうするしかない』

『第4357を終えた第11と第12ですねぇ』

『第12と第13を第4358に残す』

『第11は第4359で第14と協同ですねぇ』

なるっ…2個軍集団で挟んでまわるということか…

『第1は第4360で第15と協同になるな…第4368の戦況は?』

『中央制御室は維持してますがねぇ』

『第4361と4362での遅滞が効いてるのか』

『だいぶ押し込まれてますねぇ』

「最善を選んでいても…」

「時間を…」

「持っていかれる…」


『時間が足りないな?』

『えぇ足りませんねぇ』

『ふふふ、楽しみだな?』

『全くですねぇ』

「クレバーな…」

「戦闘狂…」




『やはり』

『足りませんねぇ』

『第4360と第4359は無理だな』

本命の戦力降下までに片づけられないと…

『第4358がギリギリといったとこでしょうねぇ』

『第4358まで戻らねばならんか』

『あと1時間で第4368の敵の後背を突くのは困難ですからねぇ』

『第3から第10の戦闘準備指示、第1と第11の第4358まで移動指示でたな』

『出ましたねぇ』

『ふふふ、我らの時間が始まるな?』

『来ましたねぇ』

「戦術思考はホントに冷静沈着…」

「けど脳筋…」



『まさか始まらないとはな』

『追撃すらしないとは思いもしませんでしたねぇ』

『つまりは第2波で我らの後背を突くのではない…』

『何が目的の遅滞でしょうねぇ…』

『第13はそのまま第4358の保持』

『第12は第4368内部への増援でしたねぇ』

『第11は第4360内部への増援』

『我らは第4357内部で待機ですねぇ』

『そして何事もなく』

『移動終わっちゃいましたねぇ』

『どう思う?プラウドリー参謀』

「あてが外れた?」

「そして残してきたメンツも合流してる?」


『野戦はしたくないということでは?』

『そうだな、徹底的だな、その点では』

『第2波、第5の戦偵巡の結果でもですねぇ』

『特に工夫もない、50Gブースターもなく、そのまま投射されてくる』

『ただし数が多い40億ほどは用意されていると』

『そう、ただそれだけなのだ』

「にしても…多いですね…」

「援軍予定が40億とか…」

「キルレシオ的にも必要なのでしょうけど…」


『!?その戦偵巡より至急報ですよぅ』

『は?100機組体操?正気ですか?』

『ふむ、なるほど、場所が必要だったのか』

『あぁそういうことですかぁ』

そうか…内部への突入突破橋頭堡を事前に、

確保してないと40億が展開しきれないのか…

『300秒ごとに4億、3000秒で40億ですねぇ』

『全部放り込む気か』

『加速を開始したなら30分後には』

『手と足を繋いだ数珠繋ぎ組体操が400万組登場だな』

「…なんで冷静でいられるんです?」

「…5分ごとに4億増えていく」

「…そんな未来を話している筈なんだが」

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