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第99話 えっ?判断ポイントそこなの?

『帝国門から投射された第4368要塞ブロック、

エレベーター降下シーケンスに入ったで』

レイ少佐の後天的獲得エセ方言ロール報告…

「要塞の建造はブロック工法だ、

1辺20kmの高さ5kmの正六角柱だ」

「それを帝国門で投射しているのか…」

「あるていど自立推進に降下自体も可能だ、

離脱は拠点艦の支援がいるがな」

「ほぼ船なのです?」

「0.5G加速しかできんがな?」


『第2衛星の受け入れ地区の受け入れ準備も、

終わったようでやす』

ヤス少佐の下っ端ロール報告…

「受け入れ準備ですかぁ?」

「見ていればわかるぞ?」


『第5からのレーザー到達まで10秒前や』

「あれ…撃ってくるのか…」

「距離が距離だから、たいしたことにはならんのだが」


『全艦第2の影に退避済です』

ヨミ少佐の解説するヒロインロール…

「さすがに直撃は避けるわけだ」

「まぁそうだよなぁ」


『6光時先からの制圧射撃か…』

他薦主人公枠のケント少佐…素…

「まぁ目的は艦隊の位置の制限というわけだ」

「なるほど、影に艦隊を押し込めておくためですわね」


『今回も格闘6脚と突撃艇のコンビですかねぇ?』

養殖昼行燈ロールのヒル大佐…

「突撃艇?」

「50Gブースターの進化版だな、

巡航速度向上と機動性向上に稼働時間延長、

代わりに10G加速まで加速は落としている

それらが成された結果として肥大化して、

小さなフネみたいになってしまったようだ」

「ほぅ、そんなことに」


『中遠距離機体はなんの成果もあげられませんでしたからねぇ』

「そうだったのか?」

「指し手も確認の為…といった程度の規模でだがな?」

「そして話にもならなかったと?そういうことですわよね?」

「そうだ、我らは無傷だった」


『2…1…到達や、連絡通り単純照射や』

『アンテナ出しやす』

『直径1500kmになった第2衛星の4倍、直径2万kmや』

「だいぶ拡散してるんだな」

「これでも充分に高精度とは思うぞ?

純科学方式でやっとるんだからな?」

「そういや元も…」

「融合反応を無理やり歪曲で収束させてる方式だからなぁ」

「なるほどなぁ」

「元が精度より威力優先というわけだ」


『照射時間は10秒ね』

『相変わらず青々しいですねぇ』

『7…8…9…照射終了や』

『第2衛星表面600度、多少赤熱化してやす』

「ほんとだ、ほんのり赤くなっとる」

「マナ転化的にも相性が悪いのだ、

点も面も等しく総量で受けるからな?

超高機動砲艦あたりは抜かれてしまいかねないのだ」


『水鏡から警報、始まったようです』

組織ナンバー2のロール…トゥォン少佐…

ロールはしてても…確かに仕事はしている…

『アンテナでも確認しやした』

「そして空白になった地表にってわけか」

「そのための照射だからな」


『ん?なんか違うのがおるなぁ』

「む?新顔がいるのか?」

「また知恵を絞ったのか…」

「分体のある星系だからですか…」

「すぐに作れるもんなぁ」


『かなり歪な形状してやすね』

『細長いな?50m超えてるんんじゃないか』

『格闘6脚が数機で運んどるな?』

『あっ組み上げてやす!』

「ちょっ!!通らないからって!!」

「部品で持ってきたのですか!!」

「格闘6脚…組み立てロボットにもなれるのか…」


『司令部より発令!!当該地域に対し曲射砲撃命令!!』

「これまた対応はやっ…」

『オーダー!艦首砲は無しだ!拠点艦主砲による即応射!』

「対応時間優先か…」

「超高機動砲艦とかも…」

「普段は積んでないよな…」


『目標割り当て受領したわ!

射撃可能な15基45門曲射砲弾装填開始!

砲指向終了次第順次打ち方開始よ!主砲第一射発砲!』

「さすがの門数だな」

「そして早い」


『間に合わんよなぁ』

『そうですねぇ』

『格闘6脚は作業機としてもねぇ』

『とても優秀ですからねぇ』

『アレの組み上げ?20秒切ってない?』

『切ってますねぇ』

『なんかもう組み立てラインだよねぇ』

『コンベアーじゃなく、バケツリレーなラインですねぇ』

『弾着まで25分かぁ』

『20分は使えますねぇ』

『組みあがるの60機かぁ…それが100万かぁ…』

「突然現れた50m超級機体最終組み立て工場…」

「その組み立て能力は分間300万機…吃驚ですよね」


『司令部よりだ!曲射弾道射撃終了!』

『第10射で射撃終了するわ』

『我らはこれ以上は手を出せないねぇ』

『砲弾迎撃がありますからねぇ』

「あぁ、それもあるのか…」

「つまりは…そういう状態に艦隊はあると」


『あーやはり降下ポイント付近が影になりそうだ』

『レーザー回避を強いられたあとの砲弾迎撃ですものねぇ』

『そうなる位置のブロック降下ポイントだったかぁ』

『従来の突撃艇なら間に合わない筈の位置なんですけどねぇ』

「まさに妙手、そして奇襲を成立させたと」

「相変わらずですわね」


『間に合うんでしょうねぇアレ』

『司令部より通達だ!アレは大型突撃艇!!そう呼称するそうだ!』

『ほう?検証公の興味は引かなかったと?』

『そういうことのようですねぇ』

『ならば、そう心配せずともよさそうですねぇ』

「えっ?判断ポイントそこなの?」

「どんだけ検証公の永年留年センサー信頼されているんだ…」


『司令部より通達だ!迎撃布陣に変更は無し!』

『では我らは第2の影から出て砲弾を待ち受けましょうかねぇ』

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