10年後?だけど若返ってる
短いです
ベッドで目を覚ましたとき、アレクも護衛もいなかった。
あわてて自分を叱咤した。「冷静であれ、冷静であれ、状況を・・・状況を把握しろ」
体が小さく?若くなり魔力がなくなっていた。
その後あれから10年後だとわかった。できればアレクの無事を確認したかったが、この姿でたずねていっても会えないだろう。第一アレクが覚えていないかも知れない・・・
そんなことを思っていたら、助けてくれたケントが一緒に王都にいこうと誘ってくれた。
王宮の下級職が募集されているらしくケントは騎士団をうけると言う。それならとわたしも一緒に王都に行くことにした。
幸い、ふたりとも合格した。しばらく研修があるらしく、わたしはケントともう一人、ダグラスの手助けをした。
ダグラスは魔術師を目指しているらしく、魔力が多い。きちんと習って扱いになれると重要な戦力になれるだろう。
一方ケントは剣をうまく扱っているが、魔力が少しある。本人は気づいていないが・・・・
研修で学ぶのは主に王宮のマナーだった。もちろんわたしはふたりをサポートした。
そんなある日、わたしは王太子殿下の第一王子にお使えすることになった。
アレクの甥にあたる方だ。このかたのそばにいれば、アレクと会えるかもと思ったのは否定しない。
そしてわたしはアレクと再会した。
いつも読んでいただきありがとうございます!
誤字、脱字を教えていただくのもありがとうございます。
とても助かっております。
楽しんでいただけましたら、ブックマーク・★★★★★をよろしくお願いします。
それからもう一つ、ページの下部にあります、「ポイントを入れて作者を応援しよう」より、ポイントを入れていただけると嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。




