表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10年後にもどってきた少女に愛がふりそそがれる  作者: 朝山 みどり


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

11/14

ロザモンド・ニルバーグのひとりごと

 小さい時にニルバーグ家に引き取られた。皆にこやかに迎えてくれたが、なんとなく冷たかった。


 夜中に寂しくて泣いてもだれも来てくれなかった。マナーを間違えていてもだれも間違いだと教えてくれなかった。

 だって、わたしは政略のコマとしても期待されていなかったから。 へたなコマをだせばそれが逆に弱点となる可能性もあるからだと、気付いたのは学院を卒業する間際だった。


 家族全員がわたしを憎み、蔑み、失敗するのをみて楽しんでいたのだ。


 それを知らずに、園遊会に胸のあいた夜会のドレスを得意げに着て出席したり、学院でも勉強しないで殿方に声をかけまくったり、貴族は遊んでいるようでしっかり勉強していると、だれも教えてくれなかった。自分の価値を高めてする結婚は両家の利益、自分の利益になると知らなかった。


 そのまま、同じようなお馬鹿さんとつるんで、さげ済み半分の呼び名とは気づかず、『王宮の花たち』と呼ばれて喜んでいたり・・・・


 でもね、あることで、そんな家族たちに図らずも復讐をしたのよ・・・・家族全員、破滅したのよ・・・


 だれかひとりでも、思いやりを持って接してくれたら、この事態にはならなかったとわたしはおもうのよ。


 もちろん、気づく機会はたくさんあった。それをことごとく見逃した。教えてくれる機会だってたくさんあった。それをやらなかったのは家族・・・だから全員破滅した・・・・ざまみろ・・・

いつも読んでいただきありがとうございます!


誤字、脱字を教えていただくのもありがとうございます。

とても助かっております。

楽しんでいただけましたら、ブックマーク・★★★★★をよろしくお願いします。

それからもう一つ、ページの下部にあります、「ポイントを入れて作者を応援しよう」より、ポイントを入れていただけると嬉しいです。


どうぞよろしくお願いいたします。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ