第3話: 王子さまが恋のライバル?
そして、その後雲英は照れくさせうに笑った。
「あっ!しっ仕事は?…」
「あー。一応連絡しといた。」
「あー、ごめん雲英。」
「良いって。俺、何か飲み物買ってくる。」
「うっうん…。」
………………………………
何で私なんかのために……
それに、私なんで泣いちゃったんだろう。
それに、雲英は私に……
………………………………
あーあせった。
俺、何であんな事…
泣いてるとこ見て、かわいいって……
あ〜ばかだ俺。
………………………………
「ほいッ。りんごジュース。美久好きだろ。」
「あっ。ありがと…。」
「私って入院?」
「いいや。明日には退院出来るって。」
「じゃあ、明日からは、またマネージャーですね。」
「おう。明日は、ドラマの撮影だからな。」
「はい。わかっておりますよ〜だ。雲英様((笑))」
病室に二人の笑い声だけが響いてこの日が終わった。
「さー。ドラマの撮影ですね。」
そして撮影が始まった。
私はだだ、座って雲英の演技を見ていた。
「ねー。君だれ?」
うわー。かっこいい。
そこに立っていたのは王子さまのような人だった。
白い服がよく似合っていた。
「あっ。えっと雲英っいっ今井雲英のマネージャーです。……」
「へ〜。雲英の〜。ねー君、僕のマネージャーにならない?」
「えっ……。」
続きは好評でしたら書かせていただきます。