第2話:動く気持ち
楽しんで読んでください。
「ありがとうございました。」
そして、打ち合わせが始まった。
ドラマの名前は、『愛のメロディー』
「主役の昆野智ーコンノサトル-役は今井雲英さんです。」プロデューサーの人が言った。
「よろしくお願いします。」雲英が言った。
「そして、主役の恋人役の佐藤美三ーサトウミミー役は早川桜子さんです。」
「よろしくお願いします。」
早川桜子……
このドラマ確かキスシーンも……
何故かこの時私は涙が出そうになってしまった。
苦しい……
そして、打ち合わせは終わった。
今は午後2時仕事はまだ山のようにある。
そしてまた、タクシーで移動。
「きっ雲英、桜子さんかわいかったね……。」
「あー。そーだな。」 私の顔は暗くなる。
沈黙…
「っ痛い。」
急に病気の方の心臓の痛みがはしった。
「痛い、いっい。」
「どうした!。美久。おいっ!お……」 声が聞こえなくなる……
(ん?…ここは?)
「あっ!。起きたか。美久。」
「えっ。雲英?」
「おい。あんま心配かけんなよな。ほっさだとよ。心臓止まるかと思ったぞ。ここ、病気だぞ。」
「ごっごめん。」
その瞬間、涙があふれでた。
「ごめん。グスッごめん…雲英」
「おいっ。泣くなよ。どうしたんだよ。」
なんでだろう。雲英見たら泣けてきた。…… 好き…?
「おいっ。」
「あっ。ごごっひくッ…」
「もういいから。しゃべんな…。」
そう言うと、雲英は私に触れるだけの優しいキスをして抱き寄せた。
「わりぃー。我慢できなかった。」
私は首を横に振った。
続きは好評でしたら書かせていただきます。