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世界は100年程前に終焉を迎えた。

発達し過ぎた文明は、人々の心に疑いを植え付け争いを起こす。

繰り返される争いに疲れ果てた人々は、行き過ぎた文明を捨て慎ましく生きることを選んだ。

しかし、人間の本質は変わってはおらず50年前に争いを知らない若者達の学生運動が各地で発生した。

その結果、皮肉にも科学は発達。政府が懸念していた人口の減少が回復の見込みをたてた。


当初は学生運動に眉を顰めていた政府も掌を返し、その組織のリーダーを讃えた。

人々の暮らしの向上、自然との共生、地位、名誉。

それらを手に入れた男は、二度と表舞台に姿を表すことはなかった。


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