表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

屈折

作者: 名無し
掲載日:2025/10/25

私が小学生の時、家に犬が来た

私にとって初めての愛犬だった


小3の子どもだった私

すぐに懐かないワンコ

ある日、家に二人きりになった

距離を取るワンコ


ふと、部屋にあった丸めてある姉のアイドルのポスターの棒を手に取る

ワンコをつついてみたら、怯えて物影に隠れてしまった

もうつつかないから出ておいで、と言うと

耳としっぽを垂れ下げてお尻を丸めて怖ず怖ずと近づいてくる


カワイイ…めちゃくちゃカワイイ…

側に来たワンコをまたつつくと、すごい勢いで逃げ回る

ポスターを手放して、もうしないよ、おいで、と呼ぶ

ぶるぶると小さく震えながらワンコが来る

また繰り返す


子どもの残虐な愛情表現

好きな女の子に嫌がらせをする男子と同じ

大人になって思い返した時、胸が痛んだ

今も懺悔のような気持ちで書いている


初代ワンコはとうに天国にいる

私の学生時代を共に過ごし、毎日同じベッドで寝て、私が成人した後に亡くなった


最初の意地悪以降、いっさい嫌がることはしていない

とても仲良しになったからね

世界で一番お互い心が通じ合う相手だった

きっと今も側にいてくれる



屈折した愛情表現

素直になれなかったり

支配したかったり

必要とされたかったり

未熟な心は愛し方がわからない


そういう大人はけっこういる

日本人は特にそうかも

日本男児たるものイタリア男性のような情熱的な愛情表現はできぬ、てね


男性に限らず女性でも、幼少期の母親(養護者)との関係性がうまく築けなかった結果

ストレートな愛情表現ができなくなり屈折する

いじける、突っぱねる、頑固

そのくせかまって欲しいアピール


愛されたいのに愛を怖がる

近づきたいのに距離をとる

震えて噛みついておいて、痛かった?とペロペロと傷口を舐める

私と愛犬はとても素直だったので最初だけだったけど


愛されない恐れ

愛を失う疑い

信頼の欠如

自分を愛せなくて、人の愛を求める


ねえ、誰もが愛される存在だって言ったでしょう?

存在することは、全宇宙に愛されていることだって

たまたま、母親や保護者に当たる人間が未熟な魂だったからって

自分は愛されない、て決めつけない


大人になっても母親の愛情を求めてウロウロ

困ったもんだ

愛はここにある、心にある

あなたが愛そのもの


人を傷つけたら自分も傷つく

何を恐れているの?

愛されない価値のない自分?

誰がそう思ってるの?自分自身でしょう


誰よりも何よりも

自分が自分自身を愛せばいい

自分を愛せば愛が溢れて周りに広がっていく

大事な人に愛が伝わっていく

まずは、そのままのどんな自分も無条件に愛してみて


人や自分を傷つけてばかりいないで

愛されたいなら自分から、始めよう





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ