第52話〜可愛い?〜
短めかも〜ごめんなさ!
それではどうぞ
「緊張するなぁ……」
2日後に公開と決まってからずっと緊張している。LIVEだと慣れてきて緊張しなくなってきたのに……
「お、始まった始まった。」
普通に投稿するのではなく、プレミア投稿とか言うリアルタイムにLIVE配信のようなコメントをしつつ見ることの出来る機能を使っている。
どうせ投稿するならこっちの方がいいんじゃない?と海莉やマネージャーに言われた結果だ。そう言うならそうなんだろうと思いプレミアにしたが…正解だったな。
リアルタイムでみんなの反応が見れるのは面白い。
…見てる感じは良さそうだな。笑ってくれてる人もいる。
上手いこと笑わせたり話すのを頑張って見てる人を飽きさせないようにってした甲斐はあったかな。
そうこう30分経過して、動画が終了した。は〜、公開終わった!なんか発表会が終わったようなそんな感じがする。
…まぁ、学校の発表会とかろくに参加させて貰えなかったから知らないけどね!言ってみただけで
さて、みんなの反応を確認するためにつぶやいておくか。…んー
「どうだった?ちゃんと見てくれたかな?」
これでいいか……おお、流石みんなだ、はやいな。ふむふむ、反応はやはりいい感じだ。
宮島さんからは……まぁ、まだ何も来てないわな。そりゃちょっと待たないと反応が良い悪いは判断出来ないよな。
「優成くん〜」
「ん?…どうした?」
「いや、めっちゃよく出来てる!って思って!!これなら綾香ちゃんも満足してるよ!」
「なら良かった。」
本当にそうならいいんだけどな。
「もー、そんなに悲観しないでいいのに。」
「性格は直しようがない…」
実は前からもっと前向きに考えようよと言われたことはあるのだが上手くいかない。マシにはなっているのだが…完全に性格や考え方を変えるのは難しいのかな〜。
「ま、今はいいよ。そのうちわかるし…」
「…なにが?」
「なんでもなーい。」
作業戻らなくっちゃ〜とわざとらしく言いながら退出してった海莉。…なんじゃらほいと訳の分からん単語を口から出すことしか出来なかった俺だったが、20分後に宮島さんから
「凄く良かったです!反応もめちゃくちゃ良いですし、リリースしたらまたお願いしたいぐらいです」
と言われてああ、そういうことだったのねと理解した。
まあ、喜んでもらえて何より。このゲームがリリースしたらまたお願いしたいと言って貰えるのは嬉しいね。
…それから、なんか追加で文章が送られてきた。
「頑張ってくださったようですので、これは企業としての私ではなく個人としての贈り物です」
そんな文章と共に海莉が巫女の服を着た写真を送ってきてくれた。
いや贈り物って…と思ったが保存しておくことにする。せっかく送ってくれたのだから無駄にするのは悪いし。
……ただそれだけだ。決して巫女服を着た海莉が可愛いとか思ってない。
…めっちゃ感謝の文章を送ったが、それも特に深い意味は無い。
それではまた次のお話であいましょ〜
…ブクマとかくれてもいいんですよ?




