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第51話〜海莉のために?〜

それではどうぞ!

「これでよし…と」


朝起きて直ぐに昨日完成した動画を送った。これで何もなければそのまま日を決めて公開になるが、どうだろうか。


確認から指示まで時間があるだろうし、その間マネージャーからの連絡等を確認する事にした。…ふむふむ、なるほどなるほど。このゲームは良さそうだな。


DMの方も特に何も来てないな。…っと、マネージャーに返信だけしとかないとな。


それら全てが終わってやることが無くなった。…んー、だがこのままごろごろとしているのも時間がもったいないような気がする。


なので、一旦リビングに行くことにする。起きたばっかだからお腹すいてるし、海莉が起きてるかもしれないし。


「おはよう海莉。相変わらず早いな…」


「おはよう優成くん。早寝早起きは健康に大事だからね」


早起きはともかく早寝は…どうなんだろう?寝る時間遅いイメージがあるが…


「そんな事ない…と、思うよ?昨日は1時には寝たし…」


「それ十分遅い部類だと思うけど…?」


「いつもより早いもん…遅くないもん…」


「ごめんごめん。早い早い。」


もんもん言って拗ねそうになっている海莉をなだめる。…早く寝れる方法とか開発した方がいいかもしれない。


どんな動画を出すか調べていたところ、ASMRというものに出会ったことがある。詳しいことはわからないが実際に聞いてみたところかなり気持ちいいものであるということは理解した。


これを聞いて寝ている人もいるらしいし、海莉用に撮ってみるのもありなのかな…と考える。海莉がASMRを苦手としてなければ、の話だが。


ちなみに、ASMRはやって欲しいとリクエストを貰っているジャンルでもある。人気なんだね


「…そろそろご飯食べる?」


「あ、そうだね。食べようか。…そういや、海莉はASMRとか苦手じゃない?」


「むしろ好きな方だけど…どうして?」


「いや?気になっただけ。リクエスト貰っててね」


まさか、海莉のためにやります!とは恥ずかしくて言えない。


「なるほど〜。ASMRはまた専用の機材が必要だから、今度教えてあげるね」


お、ありがたい。立体音響なるものを使うのはなんとなく知っているのだが…詳しいことはまだわからなかったしな。何よりいまさっきまでやる気そこまでなかったし…



「…って感じなの。」


「なるほど。…相変わらず詳しいな海莉。」


「やろうと思ったことがあったんだけど、色々あってやらなかったんだよね。人の聞いてるのが一番かなって言うのもあったしさ」


「なるほど……じゃあこのマイクを買ってみようかな」


「やってみるんだね、楽しみにしてるね!」


そりゃ、頑張ってみなくちゃな。…そういや、送った動画に関する返信が無いかどうか確認するのを忘れていた。


…お、返信が来てるな。どれどれ


「完璧です。そのまま投稿して下さい。日時は〜」


おお、修正無しか。やったぜ、結構頑張っただけあって嬉しいな。

「わかりました、ありがとうございます。ではその日時に投稿しますね。」と返信しておく。


「決まったんだね、お疲れ様」


「ありがとう、海莉。…ほんとにありがとう」


「いいのいいの。見て貰えるといいね」


そうだな、頑張っただけあって見て欲しい。…ちゃんと告知もしなければな。


マネージャーにも連絡しておいて…っと。ついでにASMRを収録することも確認してみる。問題ないとは思うけど。


みんなに喜んでもらえるといいんだけど…不安だな。

私、ASMR結構(というか寝る時毎日聞くぐらいには)好きなんですよね。これがないと寝れない体になってしまいました…


それではまた次のお話であいましょう

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