第49話〜堪能?〜
それではどうぞ
「これで逃げられないでしょ?」
「何をするかと思えばそういうこと…」
「それ以外にもあるけど…ね」
そうまでするのか…と一瞬思ったが編集作業に戻ろうとしていた所なので何も言えない事に気がついた。
それに…正直膝枕が心地良い。目を閉じて気を抜くと寝てしまいそうだ。流石に眠るわけには行かないんだが。
「ていうか、海莉の方は配信大丈夫なの?」
「20時からだからまだ大丈夫。準備も終わってあるし」
俺の配信中には既に準備を終わらせていたらしい。流石だ。
「私の方も優成くんとのコラボの事聞かれるのかなぁ。凄い聞かれてたよね?」
「ああ、まぁ…。多分聞かれると思うよ。」
むしろ俺の時以上に詮索する人が出てくるだろう。大変だろうな…
「そんなでもないよ。大丈夫大丈夫」
「ならいいけど…」
にたようなことはあっただろうからな。大丈夫なのだろう。
「それより、編集の方はどうなの?上手く出来た?」
「まだ最後まで終わってないけど、まぁ初めてにしては上手くできたと思ってるよ。」
「それは良かった。…あとどれぐらい?」
「2割ぐらい?あと1〜2時間あれば終わるぐらいじゃないかな。多分」
「最初でそれなら早い方だよ。私は丸一日かかったから…」
編集ソフトの使い方を教えて貰ってなければほんとにそれぐらいはかかっていただろう。予め教えてくれた海莉に感謝。
「だからって休憩無しぶっ通しは良くないよ?」
「はい、気を付けます…すみませんでした」
「わかればよろしい。10分休憩をとるとかでいいんだから」
集中してると時間を忘れるんだよな。もうちょっとこまめに時間を見るようにしよう。
その後、20分ほど無言で静かな時間を過ごした。…別に無言や静かな空間が嫌という訳ではなくむしろその逆で、何も話してないのに心が穏やかだった。
「…そろそろ時間だから、名残惜しいけど部屋に戻るね」
名残惜しい…?何がだろうか?
「ん、もうそんな時間か…わかった。」
「もうちょっと優成くんを堪能したかったんだけどね。…膝枕、どうだった?」
「凄く良かったよ。気を抜くと寝ちゃいそうになるぐらいには。」
聞かれたので正直に答える。
「良かった。…またやってあげるね」
「それはそれは…期待して待っとくよ」
眠い時にされるところっと寝てしまうのでそれ以外でお願いしたい。
「今度は優成くんを寝かせちゃおうかな…」
「だらしない顔見せたくないからやめて…」
俺の言葉に笑いながら、じゃあ行ってくるね!と言う海莉に行ってらっしゃいと告げる。
さて、俺も部屋に戻って配信見ようかな。
皆様はデートといえばどこを思い浮かべるのでしょう。
それではまた次のお話であいましょ〜




