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第404話〜コスプレだね!?〜

それではどうぞ

「温泉また行きたいね〜それこそ忘年会とか」


「あー…もうそんなシーズンか」


もうすぐ…正確にはまだ先だが、忘年会のシーズンがやってくる。


俺か大也くん達の家でやるならともかく、温泉とかに行くなら今のうちから計画しておかないとダメだよなぁ。


「何処か貸切にして楽しむのもいいもんね」


楽しそうに聞いてくる海莉。俺もだが、海莉もそういうの好きだもんな。


「あー、それはいいな」


近くに温泉がある所を貸し切ってみんなで忘年会して、温泉入って解散!見たいな。


忘年会だけならそれこそ旅館とかでもいいのかな?温泉入れるしご飯美味しいし。


泊まりでいけばお泊まり会にもなるな。…無論男女は別々だ。その辺はしっかりしなきゃね。


「それとは別に配信でも忘年会やりたいね」


配信でか…確か前にもやったような記憶があるな。


「確か去年もやったよな?」


色んな人を集めてやったっけ?それとも一人でやったっけ?…そこまでは覚えてないけど。


「そうそう、私とやったじゃん」


忘れたの?と寂しそうにいう海莉。…ごめんごめん、今思い出したから許してくれ。


2人でやってたな、忘年会。盛り上がって夜中まで喋ってたっけ……懐かしいな。


今年もやりたいねー、忘年会放送。リスナーのみんなと忘年会するのも楽しかったんだよな。


まぁ忘年会まではまだあと1ヶ月はあるけど……いや待てよ。


もう1ヶ月しかないのか、1年終わるのに。……時の流れ、はやすぎるだろ。


「今年は充実してたから尚更そう早いよね」


確かに今年は凄く充実してたな。色々な出来事を体験したし…海莉と付き合えたし。


そう考えると去年も物凄く色々あった年だったが、今年も負けず劣らず色々あった年だな。


来年はどうなるのやら……と、まだ来年の心配をするにはまだ早いか。


年越しまでにやり残したことを全部やっとかないとな。そのために先ずは……


「コスプレだね!!」


明日ハロウィンだし!!ハロウィンって言ったらコスプレだよね!とテンションが上がり出す海莉。


「なぜそうなる…」


確かに明日はハロウィンだが…いや、やらないからな!?


そんな「こんなこともあろうかと!ウルフくん用の狼のコスプレアイテムを用意してあります!」なんて自信満々に言われてもやらないからな!!


「心配しなくても写真撮ってあげるねっ!」


「尚更困るわ!」


後々まで弄られること確定じゃんかそれ。そもそもコスプレはちょっと恥ずかしいというか抵抗があるというか……


え?街歩く?慣れれば大丈夫?いやそういう問題じゃ…!ねえ、お願いだから話を聞いてくれ〜


って、そんな悲しそうな顔をするな!ああもうわかったよ!やるから!やるから泣くな!




後日、しっかりとコスプレした(させられた)俺は赤ずきんのコスプレをした海莉と一緒に写真撮ったり街に連れられたりした。


中々恥ずかしかったが……赤ずきん姿の海莉は非常に可愛かったのでよしとしよう。

それではまた次のお話で会いましょ〜

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