表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

4/411

第4話〜推し到来〜

早くも推しが到来しました


それではどうぞ!

「主さんの自己紹介が見たいです!Byボタン」



ん??んー!?!?!?!?

ボタン!?え、流石に偽物だよな??…だよな?


【コメント欄】

・ボタンちゃんいるww

・珍しい!

・本物じゃねぇかww

・ウルフに魅せられたか…



「え、え?本物?えっ?待って待って待って待って」


パニックだ。なんで俺みたいな新参者の枠にボタンがいるんだ!?

【コメント欄】

・めっちゃ動揺してるw

・ホラゲーでもビクともしなかった主が…

・壊れた機械みたいになっとるw

・↑草


「いや、俺ボタン推しなんだよ…。推しが枠に来てコメントしてたらそら壊れるわ!普通だわ!……てことでね、群れから追い出された悲しき狼の独野ウルフです。ゲームとかVTuber自体初心者なんで優しくしてください。よろしくお願いします」

【コメント欄】

・落ち着くのはっや

・優しくしてくださいに切実さを感じた

・あれで初めてって言われてもな…


「いやほんとに初心者なんだよ。あのゲームが簡単すぎるだけだ。」


【コメント欄】

・他のゲームもして見てほしいな

・フォートぺックスとかな

・それ良さそう

・今度一緒にフォートぺックスやりましょう!(ボタン)

・早速コラボか!


「いやほんと恐縮が過ぎます…やりましょう待ってます」


この界隈特有のお世辞かもしれないが、それでも推しに見て貰えたっていうのが嬉しい。これだけでも生きててよかったと少し思える。


「じゃあみんな、また明日も同じ時間から続きやると思うからよろしく!…あ、つぶやっかーも開設してあるからどうぞよろしく。じゃあな、お疲れ様!」


【コメント欄】

・お疲れ様!

・おつー

・おつおつー

・おつかれい



「ふう…… 」


推しが来てくれるという事態や、流石に緊張があったため少し脱力してしまう。…っと、そろそろ家のことしないとまずいな。



「ったく…家のこと何から何までやらせやがって…」


言っても無駄なのだが、言わずには居られない。数時間余裕で飛んでいく。世の中の主婦は凄い


さて、ボタンの動画でも見て癒されるか…と思い携帯を開いた瞬間思わず声が漏れた。


何故って?…1面通知で埋まってたからだ。つぶやっかーの。


「てかこれ何人フォローしてくれたんだ?…2万!?」


いやいやいやいやいや、いくらなんでも始めたてでこんな伸びるわけないだろ!?…いやまてよ、もしかして


「ああ、やっぱり……」


犯人はボタンだった。…この人、声も良くて初めてなのにゲーム上手くて、めっちゃおすすめ!なんてつぶやいてやがる。この分だとチャンネルの登録者数を確認するのこわいな。


まあでもせっかくだしつぶやいてみるか。んーとそうだな、いつの間にか凄い数フォローされてた!?みんなありがとう!チャンネルの登録もよろしくね!…っと


そうつぶやくと10秒もせずに返信が返ってきた。しかもどんどんと増える。…すげぇな、こりゃ。



VTuber…あんなに人と話したのは初めてかもしれない。みんな好意的だったし。


ちょっとだけ本気で続けてみようかな。

是非!是非ともブックマークとか評価とか感想とかレビューとかお願いしますモチベになるんで…!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ