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第382話〜お昼寝〜

短くてごめんなさい


それではどうぞ

ご飯も食べ、まだ寝たくないと駄々をこねる海莉をなんとか寝かしつけ終わった後。


俺は久しぶりに海莉のLIVE配信を見返すことにした。


どの道この後の話し合いには参加できなくなったしな。

…寝ている海莉を放っておけば出来なくもないが。起きた時に居ないって悲しみそうだから絶対やらないし六花さんにも来るなって言われたし。


という事で、やることが無くなって暇になってしまったからな。


最近は一緒になってやってることも多いからこうして1人で見ることも少なくなっちゃったんだけど…それでも見てる時間が楽しいことは変わらないんだよな。


昔からの数少ない趣味だしね。それにこれなら海莉が起きてきたらすぐ分かるし…イヤホンしてれば音は漏れないし。


さーてみるぞみるぞー!主に俺の出てないものを見ていくぞ〜!


え?自分の出てるLIVEの録画?…見るわけないよね。



「………ん……」


「起きたか」


LIVE視聴開始時間から3時間ほど経過した辺りで海莉が目覚めてきた。


「どう?具合」


「いい。ゆうせいくんみれたから」


…俺を見ただけで気分が良くなるのはよく分からんけど。

まだ当分寝てなさいよ?起きるのはだめ。


「え〜…わかった、じゃあゆうせいくんもいっしょにねよ?」


「眠くないんだけど…まあいいか」


どうせやる事ないし。全く眠くないから寝れなさそうなのともし寝たら夜眠れなくて大変そう問題はあるけど。


はやくはやく、と急かしてくる海莉の隣に潜り込んだ途端海莉が抱きついてくる。


「…よしよし。いつでも寝ていいぞ」


「いっしょにねるのー」


わかってるわかってる、ちゃんと海莉寝たの確認したら寝るから。


「さっきなにみてたの?」


「海莉のLIVEのアーカイブ」


「わたしのこえききたかったんだ〜」


そりゃ聞けるならずっと聞いてたいよ。好きな人の好きな声なんだから。

そもそも海莉の放送が好きだったから推してたんだぞ。


「もうおしてくれない?」


「そんな事ないよ」


「そっかあ…。ずっとみかた?」


「当たり前だろ。何があっても海莉の味方だ。」


何があっても海莉を裏切るようなことはしないし海莉のそばに居続けるよ。


「…ん、あんしんした。」


そう言って安心そうな顔をして眠っていく海莉。

何だかんだ俺が何かを隠してるのには気が付いてるんだろう。


裏切るわけないし悲しませるようなことはしないって分かってくれてるとは思うが、それはそれとして不安にもなるってことなんだろうな。


こればっかりはサプライズだから許してくれ。後で最高の思い出にするから。


…ああ、この寝顔見てると俺も安心してくるな。


このままお昼寝するかな…夜眠れなくなったらそれはその時考えよう。


じゃあ、おやすみ…


それではまた次のお話で会いましょ〜

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