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第380話〜夏の思い出〜

それではどうぞ

「これ?ほんとにこれなの?」


「それですわ。」


梱包を開けた先に入っていた景品は日焼けとメイク用品だった。


どう考えても大したことない景品では無い気がするんだが…普通に高いだろう?これ。


「そうでも無いですわ。メイク用品の方は知り合いの店長からの頂き物ですし」


本来は高いけど貰ったものだから痛くはない、と。

貰い物を貰ってもいいのかと一瞬思ったがどうやらかりんさんは合わないから使わないらしい。


「この日焼け止めも良い奴でしょ?」


「日焼け止めとして見れば高い方ですが値段はそこまでですわ。」


……もしかしてこの人、金銭感覚狂ってる?


Vやって稼いでるからそりゃこれぐらいは問題無いのかもしれんが…なんてことないレベルでは無いんだよな。


「そんなに痛手って訳でも無いですしこれぐらいは問題無いですわ。」


「大事に使うね!ありがとう!」


まぁ海莉が喜んでるなら何でもいいか。日焼け止めとかあって困るもんじゃないからな、特に今の季節。


「…あれ?これは?」


海莉がそう言って日焼け止めの下に置いてあった謎の紙を取り出す。…なんだそれ?


「ああ、それはエステサロンの優待券ですわ」


優待券…ってそもそもエステサロンって何してくれるとこなの?


「全身の美容や脱毛なんかのエステをしてくれるところですわ。リラクゼーションなんかも兼ねてたりしますけど。」


「ほ〜…」


そんなものがあるのか。便利だなぁ。


「私の行ってる所ですから腕は確かですわ。腰のマッサージなんかもしてくれますからリラックスがてらにどうぞ」


なるほどなるほど。美容に良くてリラックス出来て腰のマッサージまでしてくれるなら行く価値はありそうだ。美容気にしてたしちょうど良かったね海莉。


「2枚ありますから2人で行ってきなさいな」


「一緒に行こうねっ!」


2枚入れてあるのか……って用意周到だなかりんさん。有難く行かせてもらうよ。


これで良かったら定期的にリピートしよう。お試しに丁度いいし。


「思いかげないものもらっちゃった…」


景品が用意されてるなんてそもそも知らなかったもんな。思いのほか豪華でびっくり。


「改めて優勝おめでとうですわ」


『おめでとう!』


かりんさんが改めて言ったのに続いて俺達も祝う。


「ありがとうみんな!」


こうして線香花火大会も終わって一日の工程が全て終了する。


随分と楽しい1日だったな〜今日は。これから帰るのが寂しく感じてしまうぐらいだ。


「また遊べるよ」


「そうだな…」


次はいつ頃になるんだろうね?忘年会とかかなぁ…


「このメンバーで忘年会面白そうじゃん」


「やろ!絶対楽しいよ!なんなら家でやってもいいし」


六花さんと大也くんは乗り気だな。…このメンバーなら楽しいだろうし当然か。


「あら、いいですわね。また美味しいものでも持っていきますわ」


「今度は私も何か持ってこよ〜っと」


あっという間に集まる予定が出来たな。……正直また遊んでくれるってだけでかなり嬉しいな。


「じゃあ解散にしましょうか。…また配信で会いましょう」


「勿論!」


忘年会までに配信でコラボしよう。丁度企画にも誘いたかった所だし。


ともあれ今日は楽しかったな!夏のいい思い出が出来た。


間違いなく最高の夏だったよ。

それではまた次のお話で会いましょ〜

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