第38話〜カラオケコラボ前〜
それではどうぞ
「おかえり〜!…その手に持ってるの、何?」
「ただいま。プリン?らしい。帰り道に美味しいお店が出来てたから買ってきた」
「そっか。手渡し今日は何も無かった?」
「ああ、不自然なぐらい誰も話しかけて来なかったし特に何も………あ」
そういや最後会長らしき人に話しかけられたような…?直ぐに海莉から電話がかかってきたから忘れてた。
「?何かあったの…?」
「いや、まぁいいか別に。なんでもない。」
それよりプリン食べようぜプリン、ちょっとお腹空いた〜と言いながらリビングに行く。追求される前に話題を変えればよし。
「もう。ま、ちゃんと機能してたみたいだし大丈夫そうだしいっか。…優成くん、食べるのは良いけど先に手洗いうがいだよ〜」
「…美味しい!」
「何よりです。…美味しいな確かに」
海莉が喜んでくれてよかった。結構並んでただけあって美味しいな、ほんとに。
「…?どうしたの、そんなに見て。もしかして食べさせて欲しいの?」
にやにやとこちらを見てくる。…可愛い。じゃなくて
「いや、喜んでくれて良かったな〜って。」
「…えい。」
「むぐっ。………な、何してんの!?」
ちょっと口を開けてた隙をつかれてプリンを食べさせられた。美味しいけど…!美味しいけど!!
「え?お返し。」
「何かした…??」
「嬉しかったから。…ありがとね?」
「どういたしまして…。」
ちょっと恥ずかしくて見てられなかったので視線を外す。くすくす笑ってるような気がするが無視だ。
…いつか勝てる日は来るのだろうか。
「あ、そうだ。優成くん、明後日時間ある?」
「え?まあ、特に何も無いし暇だけど…」
「よかった〜。じゃあ明後日、朝からよろしく」
「それはいいけど、何やるの?」
気になって聞いてみる。
「ほら、前言ってなかった?カラオケで〜ってやつ。配信に適してるカラオケの部屋取れたからさ」
「ああ、なるほど。了解、じゃあ告知しないとな。」
「そうだね。明後日は朝からいって、準備して4時間ぐらいは配信の予定かな。その後…」
「その後?」
「その後は、その…2人で楽しみたいなって。」
なるほど。そんな恐る恐る言わなくても断ったりしないよ。むしろ嬉しいぐらいだわ。
「わかった。楽しみにしておくね」
「うん!…あ、今日の配信とかで喉疲れるようなことしないでよ?」
「流石にわかってるよ。……4時間か、曲もある程度考えないとだめかな…」
ん〜と曲のリストを開いてまとめていく。それを海莉は微笑みながら眺めていた。
それではまた次のお話であいましょ〜




