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第361話〜炎上飛び火?〜

それではどうぞ

「さてさてどうしようか」


近々六花さんのお誕生日があるという事で、誕生日プレゼントやらサプライズやらを考えなくてはならない…という事で、待ち時間の空いている時に考えているわけです。


と言ってもサプライズは基本大也くんが考えるので俺は主にプレゼントの方で悩んでるわけですが。


こんなことならこの前ご飯食べた時に欲しいものでも聞いておけば良かったね。


まだ少し時間はあるにしろ早めに考えるに越したことはないからな。

考えたら被らないように他の人にも聞かないとだし……


なるべく早くに考えるようにしてるがこればっかりはなかなか思い付かない……今度こっそりメン限辺りでリスナーにアドバイス貰ってみようかな?


あの人メン限も聞いてなければいいんだけど……あんまりそればかり考えて他のことに手が付かない状況も好ましくないからな。


なるべく早めに考えるとしましょうかね。………っと、そろそろ時間だ。


今日は海莉が事務所に行った日だ。行きはともかく帰りは雨が降ってきたので駅まで迎えに行くことになっている。


さて…じゃあ迎えに行きますか。待たせるのは良くないから早めに行かなきゃな。

甘い物でも買っておいて置こうかな、多分疲れてるだろうし……精神的に。


事務所内の揉め事…というか炎上は大変ですねぇ、俺も事務所に入ってるから全く無関係でもないんだろうけど。



「ごめんねわざわざ…」


「いいんだ、お疲れ様。……あ、それ食べていいよ」


「ほんと?やったあ!」


ドーナツ買っておいて正解だったな。こんなに喜んでくれるなら買ったかいがあった。

さて、海莉も迎えにこれたし家に帰ろうか。


「ん、お願いします」


「はーい。…で、どうだったの?」


「何とかなりそうだよ。こっちには飛び火してこないと思う」


それは良かった。…いや、普通の炎上でこっちにまで飛び火してくる可能性はそうそう無いけどな。考えすぎだと思うけどね?


ただまぁ、炎上した本人の対応が良くないというか周りが巻き込まれる可能性が僅かだがあるというか……ね。


「私もそう思うけど……それはそれとして事務所の対応も考えなきゃ行けないでしょ」


「それはそうだが…普通マネージャーとかが考えるものじゃ?」


こっちが考えることでもないと思うが……まあ今回のケースはこっちに飛び火してくる可能性が少しだがあったから、それについて聞きに行ったって割合の方が多いのだろうけど。


「最近色んなところが燃えるから怖いよね」


「気をつけなきゃね」


気を付けてても燃える時は燃えるが……まぁそれはそれとして。

何とかなったならそれでいいか。正直それ以外に時間を使いたい訳ですし。


「大也くん決まったって?」


「何も聞いてないからまだなんじゃないか?」


相談してくれればいいのにね。帰ったら聞いてみるか。


炎上は怖い


それではまた次のお話で会いましょ〜

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