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第343話〜企画終了〜

それではどうぞ

「はい、それではこれにて独野ウルフ1周年記念クイズ大会の全項目が終了致しましたが如何でしたでしょうか?」


時間も時間なので締めに向かう。長いような短いような時間だったな…

ちゃんと楽しめるような内容になってたから一安心だった。


「喜んでもらえたようで何よりだね」


「ねー」


まあなんだかんだ楽しかったし嬉しかったね。あと意外と色んな人がボイスメッセージくれて有難かった。


結構人脈増えてきたんだなぁって思ったよ。この分だと自分で何か企画したい時に来てくれそうって事だしな。


始めた頃とは比べ物にならないぐらい関わりが増えてあたしゃ嬉しいよ。


「ではでは最後に一言ずつ貰って終わりにしますか。じゃあ六花ちゃんから」


「はーい。…今回はウルフくんの反応が面白くて楽しかったです!今度はドッキリとかやってみたいね!お疲れ様でしたー」


ドッキリはやめてください。……怖いのはやめて欲しい。嬉しい奴ならいいけど。


「じゃあ次ダイヤくん。」


「色んな人に声掛けた時みんな来てくれてウルフは愛されてるなぁと嬉しい気持ちになりました。……2周年目頑張ってください!」


ああ、ダイヤくんが声掛けてたんだ。……ありがとね。

2周年目頑張らなきゃね!


「じゃあ私だね。…ウルフくんの頑張ってきた努力がみんなに認められてる感じがして凄い嬉しかったかな。今後も支えていきますので応援して上げてください!」


……海莉。本当海莉は俺には勿体ないぐらいの女性だよ。

海莉が居てくれるならこれからも頑張っていけそうだ。


「最後かな?…最初はほんとに何がなにかよく聞かされてなくて何されるか怖かったんだけど意外と楽しくて安心しました。」


「後は…結構色んな人が送ってくれて人望あったんだなぁって1人で感動してました。今回協力してくれた皆さん、スタッフの方々、ボタン、ダイヤくん、六花さん、そして応援してくれてるリスナーのみんな!ありがとうございました!これからもお願いしますー!」


『おめでとうー!』


「では今回の放送はここまでー!見てくれてありがとねー!」



『ばいばいー!』


……長かった放送も終わり、遂に終了する。

ふ〜……最初はともかく最後は感動モノだったな。


今日はもう配信やらなくていいかな…ってぐらいに体力は使ったが。でも帰ったら記念放送自分でもやる事になってるんだよな。


そっちはまぁ気楽だからいいんだけど。なんなら海莉も出ると思うしな。


「お疲れ様でした。」


「お疲れ様です。…で、この後どうすれば?」


そういえば終わったあとの予定何も聞いてなかったな、と思いマネージャーに聞いてみる。

何かやることあるんだっけ?


「片付けはこちらでしますのでウルフさんはこのままおかえり頂いても大丈夫です。海莉さんも持ってかえってください」


持って帰ってくださいって……持ち物じゃないんだから。

でもそうか、特にこの後予定は無いのか。じゃあ少し控え室で休んでから帰ろうかな?


そう決めたなら部屋に戻ろう、ここにいても邪魔だろうし。

スタッフさん達に挨拶して部屋に戻る。


そしてドアを開けると……


「おーつーかーれー!」


「お疲れ様海莉。」


海莉がスタンバイしていた。…うん、何となく来てるような感じはした。

今日はありがとうね海莉。


「んーん。……流石にちょっと疲れてる?」


「さすがにね。」


「お疲れ様ー!」


抱きついてキスしてくる海莉。…ちょっと積極的だなぁ。

控え室でキスとか、なんかいけないことしてる気分になる。


「この後帰る?」


「まあ……寄るとこある?」


「ちょっと……ね?優成くん見てると我慢出来なくなってきた。」


ああ……朝から動きっぱなしだったもんね。仕方ない、なら海莉の行きたい所に行ってから帰ろうか。


「あと、なんか今日女の人多かったから」


「そうか?」


気にしすぎじゃないか?と思うが確かにそんな気がしなくもない。


…ま、なんにせよ終わったんだ。帰って配信始めるまではゆっくりしようぜ

次は海莉といちゃつかせよ…


それではまた次のお話で会いましょ〜

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