第302話〜ゴースティングにチーミング?〜
それではどうぞ(短くてごめんね)
(どうする…?)
上を取られてしまってるしこの位置からだとなかなか敵を倒せない。
上を車で塞がれてる訳では無いが……とりあえずジャンプして抜け出すしかないか?
急いで抜け出して、近くの家の屋根に着地する。被弾した分の回復をしつつ相手の動向を見る。
「危ない危ない……」
・ナイス!
・頑張れ!
「とりあえずあれ潰そう」
キルポは大事だからな、あれを潰せば3つキルポが貰える。
問題は倒せるかだが…
敵がこっちに迫ってくる。完全に殺しに来ているな。
とはいえ向かってきてくれる分には上はこっちが取ってるし楽なんだよね、近付かれる前に削ればいい話だし……っと。
全体的に敵を削れてきたからなのか、味方が突っ込んだので俺もそれに続く。
味方のアシストも考えて立ち回っておこう。
すると味方が上手いのもあって比較的簡単に敵を倒す事は出来た。
運のいいことに漁夫も来なかったようだ。ラッキーだったな。
「漁夫来ないのラッキーだな〜ほんと。」
調べたところ今のランクマは結構漁夫が多いらしく見た動画とかLiveでは1部隊との戦闘には勝てたものの漁夫が次々やってきたり、戦ってる最中に人が集まってきてとんでもない数になったりしていた。
流石にそれら全部は相手にできないし、人が集まってくると逃げ切るのも難しいからな。
本当に運が良かったとしか言えない。
・漁夫きつい…
・倒すのはっや
・つよ……
「漁夫やっぱきつい?…参加費増えたしそりゃみんな敵倒しに来るか。」
倒すのが早かったのは運が良かったのと持ってる武器が対面最強格だからだろうな。
他のコメントでも結構漁夫キツイって話が出てるし、やっぱ先に戦ったもん負けなのかね?
「これ順位って最低何位までいた方がいい?」
もちろん1位に近ければ近い方がいいのは分かってるんだけどね。キルしてもすぐ死んだら意味無いし。
ただそれでも何位までなら損にはならない、みたいな範囲を一応知っておきたいんだよな。
10位以内?…なるほど、1桁には入れってことか。順位ポイントって結構大事だからなぁ。
「しっかり生き残られないとな」
そういいつつ安置が迫ってるので移動する。なるべく無駄な戦闘はしないようにして頑張ろう。
「…って言ってたんですけどねえ」
あれから5分が経過しました現在、絶賛ピンチでございます。
何があったかと言えば移動してる最中に襲われたってだけなんだが、応戦してると敵が次から次へと寄ってきたんだよな。
結果味方の2人がやられてしまって助けに行くことも難しい状況になってしまった。
更に逃げてる最中に死なないように回復アイテムを使っていたのだがそれすらも底をつきそうだ。
元々持っていた分しか使っておらず補充もせずに回復してたらそらこうなるよね。
「めっちゃ追ってくるじゃんやば」
死ぬ気でポイントを取りに来てるなぁみんな。これ逃げ切れるかね?
上手く撒いたと思ってても完璧に追跡してくる人達が2グループぐらい居るんだよなぁ………しつこい。
・ゴースティング?
・なんであのチーム戦わないんだ?
「……確かに?そういやなんで戦わないんだ?」
かなり近いから気付いてないなんて有り得ないんだけどな……
チーミングか?あまり遭遇したことは無いし下手なこと言いたくはないが…
「チーミングにゴースティングってフルセットだな、あとチートあれば揃うじゃん」
まあチーミングはともかくゴースティングは違う可能性が全然あるけどな。
…にしてもあれどうしようか、絶対勝てんだろあんなの。
「っ逃げた先にいる〜!?」
まぁ撃たれながら逃げてると人の目を引くしこうなるか。
流石に躱しきれずにやられてしまった。順位は……9か。
「9位…まぁギリギリ1桁。」
危なかったけどな。
「思ったより厳しい環境だな〜。あんなに追われなければ多分もっと順位良かったけど」
運がなかったと思って切り替えるしかない。……さて、もう1戦気を取り直してやっていこうかな。
この後2戦ぐらいやったが、全て同じような感じで順位が伸びなかった。
ん〜……一旦時間開けた方がいいかね?
色々あったんで短めに
それではまた次のお話で会いましょ〜




