表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

233/411

第233話〜ホワイトデー…ボイス?〜

それではどうぞ

目覚めの朝。昨日は少し早めに寝たからか、もしくは早く起きて海莉の寝顔が見たいという想いが通じたのか…


海莉より早くに起きることには成功した。時間を確認してみると……いつもより30分は早い。流石の海莉も30分前には起きてないようだ。


「すう…すぅ…」


海莉の顔をみると幸せそうに寝てる。この顔を見れただけでも早起きした価値はあるというものだ。


起きれるなんて思って無かったが。…まぁなんにせよ海莉が起きるまではゆっくりしてようかな。起こさないようにだけ気を付けなきゃね。



「ん〜……」


そこから約10分後に海莉は起きた。さすがだな、いつもの俺が起きるより早い。


「おはよ」


「おはよ。…早いね」


まぁ今日はたまたまな。……本当にたまたまだからその残念そうな顔をやめなさい。

別に見ようと思えば寝顔なんて毎日見れるでしょ?寝る前も見たんだから


「ざんねん。……残念だから二度寝しちゃう」


優成くんも一緒に〜!と言って寝かしつけようとしてくるが、俺は寝ないぞ。


今日は朝からお仕事……やる事があるからな。メンバーシップ開設用の動画を作らなきゃダメなのです。


そんなに長いものじゃないし朝サクッと撮影して編集すれば夜には余裕で投稿できるんだから頑張らなきゃなの。


「そうだった。明日だっけ?」


「開設はね。」


ついに日にちも決まったからな。今まではメンバーシップでやりたいこともなかったから開設に乗り気じゃ無かったんだがようやくやる事見つけたし。


「入らなきゃ…」


「別に無理して入らなくても」


お金かかるからな、メンバーシップ。そこまで高いものじゃないが…


「やだ。開設した当時から入って私古参だから!ってやるの」


そう。…それは好きにしたらいいけどさ。確かに長くメンバーシップに入ってくれるように期間が長い方がとかあるしね。


「で、結局何することにしたの?」


「ん〜、メインは雑談になりそうかな。たまに歌枠って感じ」


メインでゲーム配信をしてる都合上雑談はあんまり取ってない。ただ話したいこととか溜まるし、普通に雑談してるのが見たいって人もいるしメンバーシップでやることにした。


調べたらメンバーシップで雑談してる人もいるみたいなんだよな。しかもメンバーシップだと普段の雑談枠で話してないことまで話す〜って人もいるみたいだし。

ちょっといいな〜と思ったんだよ。


歌枠は人気あるからメンバーシップに入って貰えるようにと特典のような感じで開催することにした。少しでも入ってもらえるに越したことはないからね


「この他にも一応まだあるけど……まぁだいたいこんなもん」


「なるほどねぇ」


後はサブチャンネルを開設するかどうか問題だな。

ゲーム実況者さんとかだとよく開設してるんだがVがやってるイメージはそこまで無かったんだよな。


ただメインに何かあった時のために〜とか、そういうのを考えて開設する人も居るらしくマネージャーからやってもいいんじゃない?とは言われてた。


「ただ開設してもやることが…」


「サブだもんね…」


何やればいいの!?って感じ。Vじゃなければ実写とかやることは色々あったんだがVだからな。だからこれは保留かな〜……


「色々悩んでるね」


「悩むって程でもないけどね」


やることを見つけたり必要になったら作る程度で考えてればいいしな。


「メンバーシップやるよ〜!って言う配信はするの?」


「メンバーシップ開設したらそれ用の配信はするけどメインは動画だけかな?」


開設一発目の配信も普通に緩い雑談をするつもりだ。

一発目ぐらい何か企画やるか〜と思ったのだがやめた。


「後はホワイトデーボイスか…」


「あ〜……」


ホワイトデー…3月の14日にうちの事務所に所属してる男のVはボイスを販売することがつい先日決まった。

…決まってしまった。普通そういうのはバレンタインじゃね?とか女性のが需要あるくね?とか色々言ったんだが意見が通らなかった。


バレンタインボイスがあるならホワイトデーボイスがあってもいいだろ!らしい。

そりゃ自由だけど買ってくれなきゃやってもメンタルが減っていくだけだと思うんだが………


うちの事務所たま〜に頭悪いよね。ボイス自体はそこまで労力のかかるものでもないから良いんだけどね。


編集はあっちでやってくれるらしいし。台本も貰ったし。


「私は買うから!」


「買わんでも出来たの聞かせてあげるわ…」


海莉からお金を取るつもりは無いんだけどなと言えば私が買いたいだけなのと言われた。

…そうか。それならお好きにどうぞ。海莉が買うなら下手なことは出来ないな〜頑張らなきゃ。


さて、そろそろ本格的に起きるかぁ。


「じゃあ今日も1日…」


「頑張ろうね!」



それではまた次のお話で会いましょう〜

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ